ここから本文です。
更新日:2014年10月20日
平成22年10月18日(月曜日)に、平成22年度芦屋市防災総合訓練を実施しました。
ここ数年は「実働型」の訓練を行っていましたが、今年度は新しい試みとして、芦屋市立青少年センター・体育館で、防災関係機関や市民の皆さんのご協力のもと、市災害対策本部における関係機関との情報の伝達や共有体制の検証を目的とした「状況付与型の図上訓練」と「救援物資搬送訓練」を実施しました。
また、隣接する川西運動場では、市民参加による「実働訓練(放水訓練やAED取扱い訓練、炊き出し訓練等)」を実施しました。
当日は、多くの市民の皆さんにご参加いただき、また、近隣市を始め国内各地からも自治体や防災関係機関、報道機関等が見学・取材に来られる中、無事に訓練を終えることができました。
ご参加、ご協力いただいた皆さん、誠にありがとうございました。
市では、訓練結果の検証を踏まえ、芦屋市地域防災計画への反映や今後の訓練に活かして参りますので、地域・市民の皆さんも、この機会に災害に対する「一人ひとりができる事前の備え」を見直していただけますよう、お願いいたします。
終了後、参加された市民の方から「大変だったが、やって良かった」「今後も、このような(図上)訓練も取り入れるべきだ」との感想が寄せられました。
日時 |
平成22年10月18日(月曜日) |
---|---|
場所 |
芦屋市立体育館・青少年センター 川西運動場 |
本年度は、上記会場において、防災関係機関との情報の伝達や共有体制の検証を目的とした図上訓練と、救援物資搬送訓練を行ないます。また、隣接する川西運動場では、日ごろ地域で実施しています市民参加による実働訓練(放水訓練やAED取扱い訓練、炊き出し訓練等)を実施します。
図上訓練(状況付与型)とは、与えられた役割ごとに付与される状況に対応し、迅速かつ的確な判断力・行動力の向上を目的とした訓練です。
参加者は、初めてその場で付与される様々な被害状況等をもとに、情報を集約・分析し、対策方針を検討するとともに、相互に情報伝達を行ない、災害対策本部内や防災関係機関との情報共有を図ります。
災害対策本部会議では、刻々と変化する被害の状況にあわせた災害対応として緊急に判断すべき重要事案や中長期的な対応内容について協議します。
災害時の救援物資は、民間物流事業者の協力を得ながら、需給体制について図上訓練との連携を図りながら実動の検証訓練を行ないます。
展示コーナー |
国土交通省六甲砂防事務所 兵庫県六甲治山事務所 |
土石流模型実験、災害パネル展示 降雨体験装置、3D実験装置、パネル展示 |
|||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
炊き出し訓練 |
芦屋いずみ会 芦屋健康福祉事務所 |
食育事業による炊き出し | |||||||
防災倉庫資機材説明 |
防災倉庫に入っている資機材の取扱い説明 |
||||||||
放水訓練 |
可搬式小型ポンプによる放水体験 |
||||||||
心肺蘇生・AED取扱い訓練 |
体育館の1階の柔道場・剣道場で実施 |
||||||||
煙体験訓練 |
火災避難時の煙対応 |