04 特 集 2 知ってる?地区福祉委員会 誰もが安心して暮らせる“福祉のまち”を地域のみんなでつくることを 「地域福祉」といいます。地域福祉をすすめるための活動や団体を紹介します。 問い合わせ 社会福祉協議会 ☎32-7525 地区福祉委員会とは 誰もが安心して暮らせる“福祉のまち”になるよう、話し合い、活動に取り組む委員会です。福祉推進委員と民生委員・児童委員を中心に、市内9つの地区に設置されています。この活動には赤い羽根共同募金の配分金が使われています。 こんなことやってます 高齢者のつどい活動 ひとり暮らしの高齢者など、地域で見まもりが必要と考えられる方を対象に、外出のきっかけや仲間づくり、見まもりなどを目的に開催しています。 生きがいデイサービス 自宅で生活する高齢者を対象に、閉じこもることがないよう、趣味活動・健康づくり・文化活動などを行っています。 そのほか、お祭りなどの地域行事に参加・協力しています。 民生委員・児童委員 厚生労働大臣から委嘱された非常勤の地方公務員で、地域の身近な相談相手、見まもり役として活動しながら、困りごとや相談ごとにあった地域の関係機関へつなぐ役割を担っています。 福祉推進委員 芦屋市社会福祉協議会会長から委嘱され、民生委員・児童委員と一緒に誰もが共に暮らせるまちづくりを進めるために、日ごろからのつながりを大切にした見まもり活動などを行っています。 みんなで歌おう会 (精道地区) 9月下旬、西法寺で行われた精道地区福祉委員会主催の「みんなで歌おう会」。講師の先生に指導を受け、29人が歌唱を楽しみました。 福祉推進委員へ      インタビュー 今回の企画への想い カラオケを開催していますが、皆さんで歌える会もあれば、より気軽に多くの方に参加していただけると思い企画しました。今度は、いせ虹こども園で子どもたちと歌う会を計画しています。 福祉推進委員の活動内容 民生委員・児童委員と共に、地域の見まもり活動・高齢者の訪問・つどい・生きがいデイサービスの企画が主な活動です。他にも、精道小学校の福祉学習や地域のお祭り等のお手伝いをしています。 やりがい 地域の方とお知り合いになれ、まちの様子がよくわかります。たくさんの方が催しに参加していただき、楽しい時間を過ごせることが嬉しいです。 今後の想い 定年退職後も元気に働き続ける方がおられる一方、高齢化が進み、見まもりの必要な方が増えています。お互いに支え合う地域のつなぎ役として、福祉推進委員が増えてくれるといいなと思います。 新しいアイディアや発信力を持つ若い世代の人達の力も借りて、一緒に活動していきたいと思います。 参加者の方の声 お寺で歌う機会はなかなかないので参加しました。ただ歌うだけではなく、歌い方を指導してくれるのがよかったです。身体をリラックスさせて、歌う姿勢から学ぶことができました。こういう機会がまたあれば参加したいし、もっと増えればいいなと思います。