(4) 広報あしや 平成30年(2018年)9月15日号 No.1236 平成29年度 一般会計決算の概要をお知らせします 問い合わせ 財政課 ☎38-2011 一般会計  平成29年度の一般会計の決算規模は、特別会計への繰出金や山手中学校の建て替え事業などにより増加しました。  歳入歳出の差引額から翌年度への繰越財源を除いた平成29年度の実質的な黒字額は、3億5,706万2千円となりました。 ①歳入総額 (1年間の収入の総額)       468億1,820万2千円 ②歳出総額 (1年間の支出の総額)       460億1,967万9千円 ③歳入歳出差引 (収入から支出を引いた額・①-②) 7億9,852万3千円 ④繰越財源 (平成30年度に繰り越す        事業に充てる額)   4億4,146万1千円 ⑤実質収支 (実質的な黒字額・③-④)     3億5,706万2千円 歳入 468億1,820万2千円 前年度に比べ 15億2,218万3千円(3.4%)の増加に 市税収入と ふるさと寄附金  市税は、歳入全体の約半分(47.1%)、220億3,772万4千円となっています。  また、芦屋市にいただいたふるさと寄附金は、1,571件、約7,236万円(前年度:1,166件、約1億3,721万円)となっており、旧山邑家住宅保存修理事業や大学等進学のための経済的支援などに活用しました。  一方、市民の皆さんが他の自治体等に行ったふるさと寄附による寄附金税額控除により、市民税が約3億7,150万円(前年度:約2億1,480万円)の減収となっています。 29年度 主な事業  「安全・安心で良好な住宅地としての魅力を高めるまちづくり」「若い世代の子育ての希望をかなえるまちづくり」に必要な予算を編成し執行しました。 歳出 460億1,967万9千円 前年度に比べ 17億9,732万5千円(4.1%)の増加に 市債残高  阪神・淡路大震災で急増した一般会計の市債残高(借金)は、ピーク時(平成13年度末)の1,119億円から、平成27年度末の475億円まで残高を縮減してきましたが、公共施設の老朽化対策や人口減少対策のための新たな投資的事業が必要となっており、平成29年度末残高は、498億円〈うち震災関連分は155億円(31.1%)〉となりました。 健全化 判断比率  健全化判断比率は、地方公共団体の財政状況を客観的に表し、財政の健全状況を判断する指標です。  平成29年度は、満期を迎えた一括償還により借入金の返済負担(実質公債費比率)は前年度比べ増加しました。借入額全体(将来負担比率)は減少していますが、引き続き慎重な財政運営が必要です。 ※資金不足を生じている公営企業会計はありませんでした。 健全化判断比率   説 明          28年度  29年度  早期健全化基準  財政再生基準 実質赤字比率    一般会計等の赤字の           程度を示す指標      -    -    12.23%      20.00% 連結実質赤字比率  芦屋市全会計の赤字の           程度を示す指標      -    -    17.23%      30.00% 実質公債費比率   一般会計等の借入金の           返済額の程度を示す指標  3.4%   8.3%   25.0%      35.0% 将来負担比率    一般会計等の抱える市債           残高など将来負担額の           程度を示す指標      96.0%  90.4%  350.0% 財政健全化法に定められている4つの財政指標は、いずれも「早期健全化基準」を下回っています。 ■あしやトライあんぐる特集:「お気軽にご利用ください 上宮川文化センター」①午前9時②正午③午後3時④午後6時⑤午後10時〈15分〉 [問い合わせ]広報国際交流課 ☎38-2006