(4) 広報あしや 平成31年(2019年)3月15日号 No.1248 地域を見守る温かいまなざし ご存じですか 青少年育成愛護委員 問い合わせ 青少年愛護センター ☎31-8229 青少年育成愛護委員とは  私達愛護委員は、パトロールや見守り活動を通して、問題箇所があれば行政に連絡を取ったり、問題を抱えている子どもの情報が入ると専門機関につなげたりという事もしています。  毎年PTAから新しい愛護委員が入ってきますが、活動歴が浅くても、常にアンテナを張って子どもたちに声を掛けています。子どもが犠牲になった痛ましいニュースや、地域の子どもの問題について話題が上がっているのを見聞きするたびに、子どもたちに温かい心を寄せる人がどんどん集まっていると実感します。現在214人で、家庭第一として活動しており、確固たる信念を持ったベテラン委員のいる安心感と、子育て世代の委員の新しいアイデアで、常に充実した活動を行っています。  今は問題が表に見え難い時代ですので、これからも「近所のおじさんおばさん」としてもっと子どもたちと関わり、若い世代には、より一層活躍してもらえるようお手伝いをしていきたいと思います。 青少年育成愛護委員会 会長 入江祝栄 愛護活動について  芦屋市では、昭和49年全国に先駆けて「非行摘発」から「愛護・健全育成」を目的に、子どもたちを温かく見守る「愛護活動」と位置づけました。 主な活動内容 見守り・パトロール  地域の子どもたちの様子を見守るとともに、子どもたちのより良い環境整備・浄化のために地域を巡視しています。  ■登下校の見守り・昼のパトロール(通学路や公園などの点検・清掃活動)  ■夜のパトロール・クリーン活動など。 班集会・役員(班長)会  毎月1回、小学校区ごと、8つの班に分かれて「班集会」を行っています。班の愛護委員が集まりお互いの情報を報告したり、地域の安全面を検討します。役員会も毎月1回、班集会での報告・意見等をもとに班長が意見交換を行います。役員会での内容は、次の月の班集会で班長が報告します。 研修会等  子どもたちの現状や問題点をよく知るために、講演会、研修会等を行います。 子どもを守る愛護委員さんの活動に市民の関心を 芦屋市青少年問題協議会会長・神戸大学名誉教授 廣木克行  私は、全国各地で愛護委員という名の市民有志の皆さんが青少年の補導や見守りに当っていることは知っていました。しかし芦屋市青少年問題協議会の仕事に関わるようになって初めて愛護委員の皆さんのご苦労の一端を知り、その粘り強い活動に感動しました。愛護委員の皆さんは暑い日も寒い日も通学安全や市内見回りなどによって、子ども達に寄り添い声をかけて下さっています。  芦屋市青少年育成愛護委員会には半世紀以上の歴史があります。ところが残念ながら、委員の皆さんの熱心な日々の努力が市民の皆さんに十分に知られていないことも事実です。  今日の社会状況を考えるとき、青少年を見守る仕事は今後ますます重要になると思われます。それだけに今日まで取り組まれた愛護活動の内容とその成果を市民の皆さんにしっかりと認識して頂くことが大切ですし、そのことによって愛護委員の皆さんが日々の活動に対して誇りと自覚を持って活動できる環境を整えることが重要だと考えています。 愛護活動に感謝 朝日ケ丘小学校 校長 今村一美  愛護委員の皆さんには、いつも地域の子どもたちを見守っていただき、感謝しております。子どもたちの成長のためには、たくさんの人が関わること、特に子どもを幼い時から知っている地域の皆さんと学校の連携は欠かせないです。  月一度、小学校で開かれる班集会では、活動内容を共通理解し、交流されています。「愛護班通信」を読みますと、朝の挨拶運動から夜間のパトロールまで時間も場所も細かく見ていただいているのがよくわかります。どうぞこれからもよろしくお願いいたします。 ■あしやトライあんぐる放送時間 特集:目の健康を保つために 市立芦屋病院 眼科 ①午前9時②正午③午後3時④午後6時⑤午後10時〈15分〉 [問い合わせ]広報国際交流課 ☎38-2006