08-09 イベント Event information 親子でクリスマスコンサート 〜クラシック・ディズニー・クリスマスソング〜 【曲目】アヴェマリア、ホールニューワールド、ホワイトクリスマス、きよしこの夜ほか ■日時 12月24日(土)午後0時30分~2時(午前11時45分開場)■会場 ルネサンス クラシックス芦屋ルナ・ホール■定員 600人■料金 3歳以上高校生まで800円(前売り券500円)、一般1,300円(前売り券1,000円)〈全席自由席〉■申し込み 【チケット販売所】市民センター事務所・市役所売店・ローソンチケット(Lコード56015)■問い合わせ 公民館☎35-0700 エントランス・コンサートpart120 「クリスマスのおくりものpart2」 【曲目】チャイコフスキー作曲「くるみ割り人形」全曲/ピアノ連弾(お話付き) ■日時 12月25日(日)午後2時~■会場 保健福祉センターエントランスホール※車での来場はお控えください■定員 50人(市民を含むグループ4人まで)■出演 田中一花、井手智佳子(ピアノ)■申し込み 12月14日(水)〈必着〉までに往復はがきの往信うら面に、申込人数、申込全員分の氏名・住所・電話番号を、返信おもて面に代表者の郵便番号・住所・氏名を記入し、返信うら面は空白で「福祉センター12月分エントランスコンサート」(〒659-0051呉川町14-9)へ。1人1回限り(申込多数抽選)■問い合わせ 福祉センター☎31-0612 第58回上宮川ワンコインシアター グレン・ミラー物語 スィングジャズの神様 グレン・ミラ-の生涯(1954年/アメリカ/カラ-/日本語字幕版) ■日時 12月17日(土)午前10時~/午後1時30分~【112分】■会場 上宮川文化センター3階ホール■定員 各60人■料金 500円(小学生以下無料)■持ち物 上履き・外履き入れ■申し込み 12月14日(水)午前9時30分から電話で右記へ■問い合わせ 上宮川文化センター☎22-9229 富田砕花旧居の企画展 昭和36年3月2日、「相棒」のマチさんが亡くなられてほどなく、かつて一緒に旅をした東北へ向かい、宮崎修二朗氏に発信していた手紙の数編から、砕花の見たもの、感じたこと、伝えたいことを展示しています。 ■期間 令和5年3月29日(水)までの水曜日および日曜日(年末年始を除く)■会場 富田砕花旧居■問い合わせ 生涯学習課☎38-2091 公民館音楽会 中嶋弥生ヴァイオリンコンサート ~ヴァイオリンで巡る 和と洋のハーモニー~ 芦屋市出身の音楽家 貴志康一と、同じ時代にフランスで活躍したドビュッシーとラヴェルの名曲の数々をお楽しみください。 【曲目】貴志康一:海の詩、月、花見、ヴァイオリン・ソナタ ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女、ヴァイオリン・ソナタ ラヴェル:ツィガーヌほか ■日時 令和5年2月4日(土)午後2時~(開場:午後1時30分)■会場 市民センター別館219音楽室■定員 70人■料金 500円■申し込み はがきに音楽会名・氏名・住所・電話番号・参加人数(2人まで)を記入し、1月13日(金)〈必着〉で下記へ(申込多数抽選)■問い合わせ 公民館2/4音楽会係☎35-0700(〒659-0068業平町8-24) 潮芦屋コンサート クリスマスジャズコンサート 【曲目】オール・オブ・ミー、エンブレイスブル・ユー、クリスマスソングほか ■日時 12月18日(日)午後2時~■会場 潮芦屋交流センター2階多目的室■定員 先着100人 ■出演 藤井貞泰(ピアノ)緑ゆみ子(ヴォーカル)山本学(ベース)■料金 1,000円(前売り券800円)・小学生以下無料■申し込み&問い合わせ 潮芦屋交流センター☎25-0511 テニススクール受講生募集 ■日時 【実戦コース・毎週火曜・全10回】令和5年1月10日~①初中級:午前11時~午後0時30分②中級:午後1時20分~2時50分③上級:午後3時~4時30分【基本コース・毎週木曜・全10回】令和5年1月5日~④初級A:午前9時30分~11時⑤中級:午前11時10分~午後0時40分⑥初心・⑦初級B:午後1時30分~3時【シニアコース・毎週金曜・全10回】令和5年1月6日~⑧エンジョイ:午前11時~午後0時30分■会場 芦屋公園テニスコート■定員 各10人(①④⑤各20人)■料金 16,000円(全10回分)■申し込み 12月1日~20日に、申し込み用紙(窓口で配布・ホームページでダウンロード可)を窓口・ファクスで下記へ。またはホームページのエントリーフォームへ(申込多数抽選)■問い合わせ 芦屋公園テニスコート☎34-8886/[ファクス]34-8884 パラスポーツを体験しよう!! 障がいとは?パラスポーツの魅力についての講話と車いす陸上の走りを体験できます。 ■日時 12月18日(日)午後1時~3時■会場 体育館・青少年センター■定員 30人■持ち物 動きやすい服装・室内履きシューズ■申し込み 窓口または電話で右記へ■問い合わせ 体育館・青少年センター☎31-8228 冬の公民館講座 ①芦屋の歴史 学芸員と探る芦屋の歴史〈全3回〉  令和5年1月30日・2月27日・3月27日(月)  午後2時~ ②近現代文学講座 関西文学に育まれた文学〈全3回〉  令和5年1月28日・2月25日・3月25日(土)  午前10時~ ③時空を旅する 徳川家康と彼の生きた時代〈全3回〉  令和5年1月12日・2月9日・3月9日(木)  午前10時15分~ ④日本美術史講座 日本美術の魅力2:近代の美術  1~「明治の浮世絵」〈全3回〉 令和5年1月28日・2月25日・3月25日(土)午後2時~ ⑤経済学講座 変わりゆく世界経済と日本経済・日本企業の行方〈全3回〉  令和5年1月23日(月)・2月6日(月)・3月2日(木)午後2時~ ■会場 市民センター 401 室 ■定員 90人 ■費用 全3回 1,500 円 ■申し込み 12月12日(月)までに講座名・住所・氏名・電話番号を記入し、はがき・公民館備付け用紙で下記へ 問い合わせ 公民館 ☎ 35-0700(〒 659-0068業平町 8-24) あしや芸術さんぽ Vol.5 【美術博物館休館のご案内】7月1日~令和5年3月末(予定)は改修工事のため休館。今後の休館中の活動や工事後の再開館のスケジュールなどについては、随時ホームページでお知らせします。再開館予定は、令和5年4月上旬です。 美術博物館が休館の期間、芸術家達が切り取った芦屋と現在の風景を紹介するコラムを連載します。  芦屋仏教会館を北側から臨んだ光景です。建築家・片岡安の設計により1927年に完成した本館は、鉄筋コンクリート造りの近代建築に仏教の東洋的意匠がミックスされ、国登録有形文化財となっています。会館の手前には、1874年に大阪・神戸間に開通した国鉄(現在のJR東海道本線)が左右に走り、左手の橋は芦屋川の下に国鉄を通すために作られた芦屋川トンネルです。芦屋は明治から大正にかけ鉄道網が整備されたことで、都市で働く人々の理想的な居住地として発展し、多くの文化人や芸術家もこの地に集いました。本作の作者である小出楢重(1887-1931)もまさにこの時代に芦屋へやってきた洋画家です。  大阪の老舗薬問屋に生まれた楢重は、東京美術学校(現在の東京藝術大学)で洋画を学び、二科会で活躍するようになります。1921年から約半年間のヨーロッパ旅行によって、日本人が洋画を描くためには西洋人の気質を体得することが必要と実感し、帰国後の生活を洋風に一変させました。1926年にはモダンな生活様式を求めて芦屋へ転居、翌年に洋館のアトリエを構えます。1931年に逝去するまでの約5年間、楢重はこの地で裸婦像を中心に数々の傑作を描き、「裸婦の楢重」として歴史に名を残しました。  芦屋へ越してきた当初、楢重は温暖な気候と明るい景観を好意的に受け止め、「南仏ニースの市を中心として、西はカーニュ(中略)東はモンテカルロと云った風な趣にもよく似通っている」と、かつて訪れたヨーロッパの風景を重ねていました*1。  しかしこの芦屋の風景は、絵に描くにはいささか困難であったようです。白砂と青い松のコントラストがきつく、建築についても「或る一軒の家は美しくとも、その両隣がめちゃなのだ」と、「文化住宅博覧会」状態であることを嘆いています。いざカンバスを持って出かけてみても「その度に何か腹を立て、へとへととなって疲れて帰ってくる」ことが多かったようです*2。小柄で病弱だった楢重は、絵の道具を抱えて出かけ、屋外で制作することのハードルも高かったでしょう。  このようなジレンマを抱きながら、楢重が眺めた芦屋の風景。なぜこの風景は描く気になったのだろうかと考えながら残された風景画を見ていくと、楢重の風景に対する審美眼をうかがうことができるかもしれません。 *1、2小出楢重「芦屋風景」『美の國』第4巻4号、1928年4月 来月は、楢重の芦屋のアトリエで指導を受けた 画家・山崎隆夫が描いた芦屋の風景を紹介します。 問い合わせ 美術博物館 ☎38-5432 新型コロナウイルス感染症の影響により開催を中止・延期する場合は、速やかに市ホームページ等でお知らせします。