02-03 特 集 乳幼児等・こども医療費助成制度 7月1日から スタート! 所得制限撤廃& 高校生相当まで拡充します こんなに変わります! 乳幼児等医療費助成制度 こども医療費助成制度 6月30日までは、所得基準額未満の中学3年生までが助成対象です(0歳は所得制限なし)。 7月の拡充後からは、所得基準額以上の「1歳~中学3年生」と「高校生相当」の方が新たに助成対象となります。 すべての子どもが対象(所得制限なし) 拡充対象者の外来は 800円 月3回目からは0円(負担なし) 拡充対象者の入院は0円(負担なし) 新たに対象となる方 ● 所得基準額以上の1歳~中学3年生 1歳の誕生月の翌月1日から中学3年生(15歳到達後最初の3月31日まで)までの方 ● 高校生相当の方 15歳到達後最初の4月1日から18歳到達後最初の3月31日までの方。高等学校等の在学の有無は問いません。 ▶いずれも7月1日時点の年齢を基準とします ▶高校生相当の方で、他の福祉医療費助成制度を受給中の方は、受給者証に変更はありません(入院による一部負担金の差額分は、こども医療費助成制度の助成対象です) 《対象外》 生活保護法による医療扶助を受けている方 所得制限 ●所得制限はありません  所得基準額以上の方および高校生相当の方については、外来の一部負担金があります。 申 請 ●対象となる方は申請が必要です  申請が必要な方には、3月中旬に申請書を送付します。申請期限(4月22日)までに必要書類を添えて提出してください。 助成対象 ●7月1日以降の外来・入院の医療費 《対象外》 ▶健康保険適用外の費用(健康診断料・予防接種料・入院時の食事療養費・文書料等) ▶日本スポーツ振興センター法による災害共済給付の対象になる場合(学校園の管理下で発生したケガや病気で、災害共済給付の対象となる場合) 県外の医療機関等を受診する際は窓口で使用することはできませんが、後日還付の申請(領収書の原本等が必要です)を行うことで、助成を受けることができます。 ●6月30日まで         0歳    1歳~     高校生相当               中学3年生 所得基準額 ※1 以上        助成対象外 所得基準額   外来・入院:0円(負担なし) 未満 ●7月1日から         0歳      1歳~       高校生相当         (変更なし)  中学3年生(拡充) (拡充) 所得基準額   外来:800円※2 以上      入院:0円(負担なし) 所得基準額   外来・入院:0円(負担なし) 未満 ※1 所得基準額  保護者・扶養義務者(父母等)のうち最も税額の高い方の市町村民税所得割額(福祉医療独自の控除等適用後の額)が23万5千円 ※2 外来:800円  同一の医療機関等ごと(医療・歯科・調剤薬局・訪問看護等ごと)に1日につき800円を限度に、月2回まで医療機関等でご負担いただきます。  3回目以降は「負担なし」です。 問い合わせ 地域福祉課☎38-2076 福祉医療費助成制度を維持するために 医療機関・薬局の 適正受診のお願い 適正受診 4つのポイント 1 休日や夜間の受診を見直しましょう! 休日や夜間に開いている救急医療機関は、緊急性の高い患者を受け入れるためのものです。また、休日や夜間の診療には「割増料金」が加算され、医療費が通常より高くなってしまいます。休日や夜間に受診しようとする際には、平日の診療時間内に受診することができないか、考えてみましょう。 2 お薬手帳を持参し、お薬のもらいすぎに注意しましょう! お薬が余っているときは、医師や薬剤師に相談しましょう。 お薬手帳を持つことで受診する医療機関が変わっても、薬の重複や良くない飲み合わせによる副作用を未然に防ぐことができます。 3 ジェネリック医薬品を活用しましょう! ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは、新薬と同等の有効成分・効能があると厚生労働省から認められているお薬です。 開発費が抑えられ、低価格なので、医療費の抑制につながります。 4 かかりつけ医をもって気になることは相談しましょう! 日頃の状態をよく知っているかかりつけ医であれば、ちょっとした体調の変化にも気づきやすいため、病気の予防や早期発見、早期治療が可能になります。また、かかりつけ医がいれば、治療法などについて的確な診断やアドバイスを受けることができて安心です。 医療機関の過剰な受診や、軽い症状での救急外来受診は、真に医療を必要とされる方への適切な対応の妨げとなる場合があります。市の医療助成制度は、皆さまにお納めいただいた税金から成り立っており、制度を維持するためには医療機関や薬局の適正な受診が必要です。 休日・夜間 子どもの症状に困ったら… 休日や夜間にお子さんの急な病気で判断に迷い心配になったときは、兵庫県が設置する子ども医療電話相談窓口を利用しましょう。看護師らから子どもの症状に応じた適切な対処の仕方などのアドバイスが受けられます。 子ども医療電話相談 #8000 ダイヤル回線・IP電話 078-304-8899 ※相談料無料。通話料は利用者の負担となります 相談時間 平日・土曜日:午後6時~翌朝8時 日・祝・年末年始:午前8時~翌朝8時 あらかじめ、携帯電話の電話帳に電話番号を登録しておきましょう! ●他の公費負担医療制度との併用 小児慢性特定疾病、自立支援医療など他の公費医療の助成対象となる場合は、窓口で乳幼児等・こども医療費受給者証は使用できません。 他の公費医療の自己負担額を支払った後、還付の申請(領収書の原本等が必要です)を行うことで助成を受けることができます。 他の公費負担医療制度を利用していただくことで、本市の福祉医療制度の経費を節減することができます。 制度を安定的に運営していくために、福祉医療制度と他の公費負担医療制度の併用にご理解とご協力をお願いします。 市 長 メッセージ 「圧倒的に 子育てしやすい芦屋」へ 芦屋市長 髙島崚輔 未来の芦屋を担うすべての子どもたちの健全な成長を、芦屋市民全体で支えるための経済的支援として、7月より、子どもの医療費助成の対象を高校生相当までのすべての方に拡充します。支援の対象者数は大幅に拡大し、これまでの約2.1倍となります。 この制度を末永く守るためには、市民の皆さまのご協力が欠かせません。限りある小児医療提供体制を守り、医療費の増大を防ぐため、病状等に合った適切な受診をしてください。 上記の“適正受診 4つのポイント”へのご理解をどうぞよろしくお願いいたします。 これからも「圧倒的に子育てしやすい芦屋」を目指し、安心して子育てできる環境づくりに取り組みます。