04 特 集 2 ひきこもりが 悪いんじゃないよ ひきこもりの人は増加傾向にあります。15~64歳のひきこもりの人は、全国に146万人と 推計されています。ひきこもりについて考える機会にしませんか。 問い合わせ 青少年愛護センター ☎31-8229 誰にでも起こりうること 不登校・就活・心の不調など、ひきこもりの要因やきっかけは人それぞれです。 「今日は外に出たくない」「誰とも会いたくない」と思ったことは皆さんにもあると思います。ひきこもりはなにも特別な現象ではありません。 誰にでも起こりうることです。 以前は就職難もあり、若い世代のひきこもりが中心だと考えられていましたが、現在は、若い世代に加えて中高年のひきこもりも多くなっています。 ひきこもりは、本人やご家族の努力だけでは解決が困難な場合があります。適切な支援がないとひきこもりが長期化しやすいという傾向があり、本人やご家族へそれぞれの状況に応じた多彩な支援が必要です。 不登校について 友だちのこと・先生のこと・勉強のこと・身体の不調など、不登校の要因やきっかけは多岐にわたります。不登校はどの子どもにも起こりうることです。 不登校は決して問題行動ではありません。 不登校の子どもへの支援の方法は一人一人の状況によって異なります。学校や家庭以外にも多様な学びの場や支援の仕組みがあります。関係機関が連携して、本人やご家族が悩みを抱えて孤立しないようにする取り組みが必要です。 若者相談センター「アサガオ」 ひとりで悩まず、まずは相談してください。 芦屋市では、ひきこもりや不登校の本人およびご家族からの相談を若者相談センター「アサガオ」でお聞きしています。対象はおおむね15~39歳です。 うまく話せなくても、話が途中で止まっても、逆に話が止まらなくても、大丈夫です。最初は勇気がいるかもしれませんが、電話をお待ちしています。 ■電話相談 火曜日~土曜日午前10時~正午/午後1時~4時(祝日・年末年始を除く) ■面接相談 初回は電話で申し込みください ■問い合わせ 若者相談センター「アサガオ」☎22-5115(体育館・青少年センター3階) アサガオではいろんなことをやっています ●親の会 毎月第2日曜日・午前10時~11時30分 不登校やひきこもりの若者の親同士の心の支え合いを目的に集まっています。 ●アサガオセミナー 開催日はホームページで確認ください。 コミュニケーションスキル等について学びます。対人関係に悩みを抱える人やその家族、どなたでもご参加ください。 ●キ・テ・ミ・ル・会 毎月第3土曜日・午後2時~3時30分 気にかかること、不安に思うこと、 誰かに話を聞いてほしい時、スタッフが何でもお聞きします。 広報番組「あしやトライあんぐる」でも詳しく紹介しています まずは「アサガオ」に アサガオは体育館・青少年センターの 3階で相談業務をしています。 「アサガオ」の看板が目印です。 こんな場所もあります アサガオ以外にもいろいろな支援の仕組み・相談窓口があります。 まず、アサガオにご相談していただいてから、必要な窓口におつなぎすることもできます。詳しくは、右記2次元コードへ。 ご家族や周囲に悩んでいる人や困っている人はいませんか? みなさんの家族や周囲に悩んでいる人や困っている人はいませんか。その人には相談できる場所がありますか。もし、どこにも相談していないようなら、アサガオやその他の相談窓口を紹介してください。 「みんなで受け止め支え合う社会を目指して」 ひきこもりや不登校の方を含めて、生きづらさを抱えている人々をしっかりと受け止めて支え合える、そんな社会をみんなでつくっていきましょう。