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更新日:2018年12月7日
皆さんこんにちは
芦屋市福祉センターです。
平成22年7月に保健福祉センターが
オープンした翌月から
毎月開催してきたコンサートが第100回となり
これまでに約17,000人ものお客様をお迎えしました。
会場には「エントランス・コンサートのあゆみ」と題して
福祉センターが作成した
1回目から100回目までの
各コンサートのチラシを展示し
お客様にはすべての出演者を紹介する
リーフレットをお配りしました。
そして記念すべきコンサートとして
第1回の出演者
芦屋市在住のピアニスト金澤佳代子さんと
今回初登場のヴァイオリニスト
木田雅子さんの共演で
「100回記念クリスタルコンサート」
を開催しました。
美しい青いバラのドレスの金澤さんと
優しいピンクのドレスの木田さんの登場です。
エルガー作曲の「愛のあいさつ」で
コンサートは始まります。
「月の光」や
「トルコ行進曲付きソナタ」を
格調高く演奏する金澤さん。
クリスタルのように研ぎ澄まされた演奏に
じっと耳を傾けるお客様。
エントランスホールは
その一音一音まで
聴き逃すまいとするような
厳粛な雰囲気に包まれます。
演奏が終わり会場からの声援と拍手の大きさが
感動の深さを伝えているようでした。
木田さんの演奏するヴァイオリンは
阪神・淡路大震災で
12枚の破片になりました。
日本のヴァイオリン職人が1年近くの時間をかけて
蘇えらせてくれたそうです。
そのヴァイオリンで弾くのは
「チゴイネルワイゼン」。
「ジプシーの旋律」と訳されるこの曲を
木田さんが経験した震災への思いも込めて
感情豊かに演奏され
会場からは感動の拍手が鳴りやみませんでした。
みんなで歌いましょうのコーナーは
I LOVE ASHIYAの加藤純子さんと
友情出演の山中裕平さんのヴァイオリンとともに
日本の秋のメドレーを楽しみました。
またエントランス・コンサートの度に
手話歌グループあしやさんと
会場のお客様とで練習を重ねてきた
「この町がすき」を
手話歌で一緒に歌います。
最後に山中市長から
福祉センターのエントランス・コンサートを
応援していただいている皆さまに
感謝をお伝えしてコンサートは終わりました。
230人のお客様をお迎えして
100回記念にふさわしいコンサートを
お楽しみいただけたと思います。
次回101回目のコンサートは
「クリスマス&エントランスコンサート」です。
どうぞお越しください。