04 特集2 「芦屋から世界へ」 学生親善使節として活動しませんか 芦屋市と姉妹都市であるアメリカ合衆国カリフォルニア州モンテベロ市との学生親善使節の交流について紹介します。 問い合わせ 国際文化推進課☎38-2008 学生親善使節の活動紹介 モンテベロ市から学生親善使節が訪問 芦屋市からもモンテベロ市に学生親善使節を派遣 体験学習 書道、茶道、華道や能に親しむ。 ▲日本とは異なる環境の中で経験を積むことで視野が広がり、国際的な活躍の場を目指すため、海外の大学へ進む学生親善使節もいます。 公式行事 市長表敬訪問、市議会視察、警察署・消防署を訪問。 歴史学習 「全米日系人博物館」の訪問、UCLAやUSC大学視察。 体験学習 オープンカーに乗っての日系2世パレード・大リーグ観戦。 体験学習 広島平和記念公園を訪問。 芦屋市民と交流 市内の小・中・高等学校を訪問。また、芦屋サマーカーニバルや潮芦屋交流センターでのイベントにも参加。 ▲これらの行事には、国際交流に関心のある芦屋市の学生たちもホストアンバサダー(Host Ambassador)として参加し、モンテベロ市の学生親善使節との友情を深めています。 2024年度学生親善使節からメッセージ Isaac Flores さん こんなに素敵な人たちと出会い、食事を共にし、話をし、文化交流をすることができるとは想像もしていませんでした。芦屋の清潔さ、きれいな交通機関が深く印象に残っています。 Ben Richards さん この21日間で、僕は全く別の生き方に目を向けることができました。学んだことのいくつかを日常生活に取り入れることができればと思います。芦屋は、故郷から離れた新たな家のような気がします。 橋本 菜央 さん 国際交流を間近で学び、遥か遠い地で様々な方と出会えるこの3週間は、貴重な経験となりました!人生も変わるようなこのプログラムに興味を持ってくださると嬉しいです。 芝吹 知宏 さん 初めて外国の文化や暮らしに触れて、多くのことを学んだこの時間は僕の一生の宝物です!このような国際交流の形をより多くの人に知ってもらい、国際交流の輪をどんどん広げていきたいと思います! 第59回姉妹都市学生親善使節募集 アメリカ モンテベロ市でのホームステイ 芦屋市の姉妹都市であるアメリカ・カリフォルニア州モンテベロ市へ派遣する学生親善使節を2名募集します。 7月から8月の3週間、モンテベロ市の一般家庭にホームステイし、芦屋市の魅力を伝えるとともに、現地の生活文化・社会への理解を深めませんか。 【説明会】〈前日までに要予約〉 2月23日(日)・3月2日(日)午前10時~正午 ※事業の主旨や活動内容についてご理解いただくため、保護者同伴にていずれかの説明会にご出席ください。 【選考試験】<説明会出席・申込必須> ①筆記試験:3月16日(日)午前10時~正午 ②面接試験:3月23日(日)午前10時~正午 ■会場 潮芦屋交流センター ■問い合わせ 潮芦屋交流センター☎25-0511/午前9時~午後5時30分〈水曜休館〉(〒659-0035海洋町7-1) 海外にネットワークが広がったのはモンテベロでの経験のおかげ 2017年度学生親善使節 山隈 恵里子 学生親善使節からもう7年、当時できた多くの友達とは現在もとても仲良くしていて、昨年の夏には、同期のアリシアが来日した際に再会することができました。 私は2023年にカリフォルニア大学バークレー校を卒業し、オックスフォード大学の修士課程に進みました。クラスは少人数で、世界各国からさまざまな経験を持ったクラスメイトと一緒に恵まれた環境で学ぶことが出来ました。より研究経験を積むため、2024年10月からはケンブリッジ大学でリサーチアシスタントとして働き始めました。このようにさまざまな扉が開け、海外にネットワークが広がったのはモンテベロでの経験のおかげです。これからもこのプログラムが芦屋の学生にとってより広い視野、多様な機会を得るきっかけになることを切に願っています。 大学卒業後には世界中の人と働く機会も 2012年度学生親善使節 吉川 健太郎 海外に行く具体的なイメージを持てていなかった私にとって、この経験は人生を大きく変えるものでした。大学進学後にはスイス・ジュネーブの世界保健機関(WHO)でインターンとして国際宣言の作成に携わるなど、世界中の方々と働く貴重な機会を得ました。 現在は京都大学病院で小児科医として勤務しつつ、企業や行政と連携し、妊婦や胎児に関する研究プロジェクトを推進しています。 最近ではガーナを訪れ、現地の母子保健セクターや進出企業と保健や医療の課題を共有し、今後の連携をさらに拡げることを目指しています。 この素晴らしい交流が、今後も多くの学生たちの世界を広げることを心から願っています。