(8) 広報あしや 平成31年(2019年)2月15日号 No.1246 わがまちトピックス #感じる阪神KAN インスタグラムキャンペーン関連事業 冬の音楽祭 「阪神間モダニズム」文化に親しむ ■日時 2月17日(日)午前11時~午後3時 ■会場 神戸ファッションマート(六甲アイランド) ■内容 ジャズコンサート(甲南高校中学校ブラスアンサンブル部ほか)     フルート500人アンサンブル・楽器体験/飲食ブース (メゾン・ド・タカ芦屋、パヴェ アルチザンほか) ■申し込み 直接会場へ 問い合わせ 地域経済振興課 ☎38-2033 いきいきシネマサロン 樹木希林さん追悼上映 モリのいる場所 ■日時 3月23日(土)①午前10時30分②午後1時③3時30分 【1時間39分 】 ■会場 ルナ・ホール ■内容 伝説の画家・熊谷守一夫妻の晩年を山﨑努と樹木希林の共演で描いた人間ドラマ。 ■定員 各回650人 ■出演 山﨑努・樹木希林・加瀬亮・吉村界人・光石研ほか ■料金 中学生以上1,000円・小学生500円(当日券のみ)※この記事持参で中学生以上200円引き 問い合わせ ルナ・ホール事業担当 ☎35-0700 主演女優 香川京子さんを招いて 映画「猫と庄造と二人のをんな」上映とトーク  芦屋が舞台の谷崎潤一郎の最高傑作「猫と庄造と二人のをんな」は、森繁久彌・香川京子の共演で1956年映画化。幼少期を芦屋で過ごした香川さんが、女優生活や映画撮影時のこと、芦屋の思い出などを語ります。 ■日時 6月1日(土)午後2時開演(1時30分開場) ■会場 ルナ・ホール ■定員 650人 ■出演 香川京子ほか ■料金 前売り2,500円・当日3,000円 ■チケット発売所 市民センター事務所・市役所売店・ローソンチケット(Lコード55486)※発売開始3月1日(金)午前9時(市役所売店のみ9時30分) 問い合わせ ルナ・ホール事業担当 ☎35-0700 芦屋川カレッジ公開セミナー 自然治癒力を高めて病気を治す ■日時 3月6日(水)午前10時~11時30分 ■会場 ルナ・ホール ■内容 自然治癒力を高めて病気を治す~再生医療はここまできている~ ■定員 500人 ■講師 京都大学ウイルス・再生医科学研究所教授・田畑 泰彦 氏 ■受講料 400円 ■申し込み 直接会場へ 問い合わせ 公民館 ☎35-0700 「GUTAI」の活動理念を次世代へ伝える AAPアシヤアート     プロジェクト@旧宮塚町住宅 「精神が自由であることを具体的に提示すること」を理念に活動した芦屋発祥のアート集団GUTAIが遺したアートの可能性を色々な形で実感できる2日間です。 ■日時 3月16日(土)・17日(日) ■会場 旧宮塚町住宅 3月16日(土) A【子どものためのワークショップ】「紙と遊ぶ」  ①午前10時~11時②午後1時~2時※各10人(4~5歳)〈要予約〉 B【ミセスの為のアート講座】「芦屋ブランドGとは」   午前10時30分~11時30分※15人・500円(茶菓付き)〈要予約〉 C【トークセッション03】  これからの芦屋の文化を語る、精神が自由なことから  午後3時~5時※15人〈要予約〉 3月17日(日) D【芦屋アート講座】「次世代にむけて ~美術と子どもをめぐる一考察」 午後1時~2時30分※15人〈要予約〉 E【高校生の為のアート講座】「具体のDNA」  午後1時30分~2時40分※15人〈要予約〉 F【パフォーマンス】「あたりまえのこと、空気を動かす」「空気を切る」 午後3時~ G【トークセッション03】「精神の自由」を問う:子供達と美術・音楽 教育をめぐって 午後3時50分~5時※15人〈要予約〉 ■申し込み 3月6日(水)までに、下記 サイトの各プログラムの応募フォーム から※応募多数の場合は抽選 問い合わせ 政策推進課 ☎38-2127 今から113年前(明治39年〔1906年〕) 国指定重要文化財 ヨドコウ迎賓館で 発見された「大阪佐多」の石碑   ― 佐多愛彦と芦屋山手の住宅地開発 ―  山手町にあるヨドコウ迎賓館(旧山邑家住宅)は、保存修理工事のため平成28年11月から休館していましたが、いよいよ2月16日にリニューアルオープンします。この建物は櫻正宗で知られる蔵元、8代目山邑太左衛門が大正13年(1924)に建てた別邸で、近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライトが設計した住宅建築として世界的に知られています。 今回は、保存修理工事中に発見された「大阪佐多」の文字が彫られた石碑について紹介します(写真①)。この石碑は花崗岩(御影石)製で、大きさは全長約76センチ、幅約15センチ、奥行き約16センチです。土地の境界標と考えられ、上部の約30センチが地上に露出していたと推定します。「大阪佐多」は、府立大阪医学校(現在の大阪大学医学部)校長であった佐多愛彦(1871~1950)を指しています。佐多は医学者の立場から健康地として芦屋山手の丘陵地に着目しました。そして、明治39年(1906)から大正8年(1919)にかけて現在の山手町に位置する精道村(芦屋市の前身)の字山坂および字津谷に約2万坪の土地を購入し、自ら別荘を建てました。佐多の所有地のうち、字山坂は現在のヨドコウ迎賓館の敷地で、大正10年(1921)に山邑太左衛門に売却された記録が残っています。  一方、佐多の所有地の半分近くに相当する字津谷の約8500坪は、昭和3年(1928)から日本住宅土地株式会社社長の阿部元太郎に委託され、昭和9年までに松風山荘住宅地として開発・分譲されたことが知られています。なお、今回の工事中には「山邑」の二文字が彫られた石碑も確認されました(写真②)。  このように、今回発見された「大阪佐多」の石碑は明治時代末から始まった芦屋山手の住宅地開発の歴史を物語る大変貴重な資料と言えるでしょう。 【ヨドコウ迎賓館で発見された「大阪佐多」(①)と「山邑」(②)の石碑】 芦屋タイムトラベル 問い合わせ 生涯学習課 ☎38-2115 ■「広報あしや」配布に関する問い合わせ 芦屋市シルバー人材センター(フリーダイヤル ☎0120-408-812) ※広報あしやは、集会所等市内公共施設でも配架しています。