04 特 集 2 あしやふるさと寄附で 魅力発信 問い合わせ 財政課(寄附の使い道)☎38-2011/課税課(寄附金税額控除)☎38-2016  芦屋市では、「あしやふるさと寄附」の具体的な使い道を寄附者の皆さまに決めていただき、夢をかたちにしていくことを目指しています。平成30年度にお預かりした寄附実績のご報告と、引き続き、夢をかたちにするためのご支援を募ります。  本年6月1日からふるさと納税制度の見直しが行われ、芦屋市民が本市に対してふるさと寄附を行っても、本市から返礼品を提供することができなくなっておりますのでご注意ください(寄附金税額控除は、引き続き適用されます)。 あしやふるさと寄附のお申込みは、インターネットからもできます。 ① 子どもたちに 夢の大型遊具を 【目標金額:2,000万円 寄附金額:830万円】 令和3年度に開園予定の「(仮称)市立西蔵認定こども園」では、併設する子育て支援施設に、子どもたちが安心して外遊びができる魅力的な大型遊具を設置します。 本年度は、遊具の設置に向けた具体的な検討を進めています。 ② 就学前の子どもたちが   小学校で絵本が読める環境に 【目標金額:320万円 寄附金額:79万円】 「読書のまちづくり」を推進する芦屋市では、子どもが幼い頃から一冊でも多くの良書と触れ合える環境作りを進めています。 本年度は、潮見小学校と打出浜小学校で、幼児向け図書の購入や絵本を楽しめるスペースの整備により、小学校体験の場として小学校図書館を活用する予定です。 ③ 広い空 広がる未来へ  (本市の無電柱化のキャッチフレーズ) 【目標金額:年間500万円 寄附金額:366万5千円】 芦屋市が全国に先駆けて進めている「無電柱化」の取り組みによって、まちの安全性が高まるほか、景観の美化によりまちの魅力が向上します。本年度は、さくら参道の無電柱化工事が完了予定です(完了後に電線管理者が上空の電線の撤去、電柱の抜柱を行います)。また、いただいた寄附を用いて無電柱化の啓発事業等を実施していきます。 ④ 芦屋の学校給食が映画に 【目標金額:2,000万円 寄附金額:23万円】 令和2年の市制80周年に際し、芦屋市出身の白羽弥仁監督による「芦屋の給食」を題材とする映画が制作され(同年度冬に公開予定)、芦屋市も協力します。 本年度は、シナリオやキャスティングの調整を行っており、令和2年春に撮影予定です。 ⑤ 市内名所の案内板  と観光パンフレットを制作 【目標金額:250万円】 市内の文化財や観光名所を案内する案内板を制作します。 また、市内を散策するための観光パンフレットを作成し、美しいまちなみや魅力あるお店を紹介します。 子どもが風邪でも安心して       預けられる環境へ 【目標金額:年間300万円 寄附金額:265万円】 芦屋病院で実施している病児・病後児保育を、令和3年度からは「市立精道こども園」でも実施します。市立園内での実施は県内でも先駆的です。 本年度は、芦屋病院での病児・病後児保育を充実させるため、保育室の設備整備を進めています。 ご支援いただき ありがとうございました 石造りの市営住宅をリノベーション 昭和27年に建築された文化的価値の高い『旧宮塚町住宅』を「女性活躍・商業的にぎわいの創出・地域活性化」を目的にリノベーションするための寄附を募り、総額51万5千円の寄附をいただきました。いただいた寄附はエントランスの門扉の設置費に活用しました。1階部分は、喫茶や物づくりの店舗が入り、7月にオープンしました。2階部分も改修が完了し12月7日(土)にオープニングイベントを開催します。(P05参照) ※リノベーションは完了しましたので、寄附募集は本年12月末をもって終了いたします。 ふるさと納税の現状  近年、高額な返礼品の提供など、返礼品競争が過熱したことで、お礼の気持ちから始まった返礼品が、今や自治体の寄附額を大きく左右するようになりました。その結果、芦屋市を含む都市部では、市民税の減少が生じています。  平成30年度に芦屋市が皆さまから頂いたふるさと寄附は約5,070万円ですが、一方、ふるさと寄附等による寄附金税額控除により市民税が約4億9,540万円減収となり、差し引きしても市全体で約4億4,470万円の減収となっています。