04 特 集2 平成30年度 一般会計決算の概要 入ったお金(歳 入)と 使ったお金(歳 出)をお伝えします。 問い合わせ 財政課 ☎38-2011 全体概要  平成30年度は、芦屋市創生総合戦略や新たに策定した行政改革実施計画等の内容を踏まえ、「将来の人口構成の変化に対応する取組」「子育て世代のニーズに沿う環境づくりに向けた取組」「住宅都市としての魅力向上に寄与する取組」に必要な予算を編成し、執行しました。  一般会計の決算規模は、特別会計への繰出金の減少などにより減少しました。歳入歳出の差引額から翌年度への繰越財源を除いた平成30年度の実質的な黒字額は、5億658万5千円でした。 ※財政健全化法に定められている4つの財政指標は、いずれも「早期健全化基準」を下回っています。 ①歳入総額(1年間の収入の総額) 443億3,069万4千円 ②歳出総額(1年間の支出の総額) 433億3,553万7千円 ③歳入歳出差引  (収入から支出を引いた額①-②) 9億9,515万7千円 ④繰越財源(令和元年度に繰り越す事業に充てる額)                   4億8,857万2千円 ⑤実質収支(実質的な黒字額③-④) 5億658万5千円 歳 入 443億3,069万4千円 …前年度に比べ24億8,750万8千円(5.3%)の減少に  歳入の約半分を占める市税は、6億6,600万5千円(3.0%)増の227億372万9千円でした。また、平成30年度は南宮町等の市営住宅跡地の土地売却で財産収入が20億2,427万4千円(610.5%)増の23億5,583万7千円となり、財政基金を取り崩すことなく財政運営を行うことができました。   その他、平成30年度に芦屋市にいただいたふるさと寄附金は、1,680件で約5,070万円となり、文化財保護関連事業などに活用しました。一方、市民の皆さんが他の自治体等に行ったふるさと寄附等による寄附金税額控除により、市民税が約4億9,540万円の減収となりました。 歳 出 433億3,553万7千円 … 前年度に比べ26億8,414万2千円(5.8%)の減少に ※〔 〕は平成30年度の事業費です 議会費・その他5億8,606万円 1.4% 消防費15億4,601万円 3.6% 防火水槽の改修〔0.2億円〕 消防・救急に要する経費〔11.5億円〕 衛生費35億521万円 8.1% ごみ処理に要する経費〔14.3億円〕 公債費47億1,927万円 10.9% 公共施設・インフラの整備等のための市債(借金)の返済や利子の支払い 関連トピックス:市債残高 阪神・淡路大震災で急増した一般会計の市債(借金)は、ピーク時(平成13年度末)の1,119億円から、平成27年度末の475億円まで残高を縮減してきましたが、公共施設の老朽化対策や人口減少対策のための新たな投資的事業のため、平成30年度末残高は501億円<うち震災関連分136億円(27.1%)>となりました。 総務費52億9,653万円 12.2% ●市役所新分庁舎の建設  〔5.0億円〕 ●旧宮塚町住宅のリノベーション 〔0.3億円〕 ●市役所の維持・管理に要する経費 〔2.3億円〕 教育費64億6,887万円 14.9% ●図書館本館の大規模改修  〔3.3億円〕 ●山手中学校の建替事業(普通教室棟完成、学校給食開始) ●市立小学校・中学校の施設の維持管理に要する経費〔2.4億円〕 ●市立小学校・中学校の給食に要する経費 〔2.9億円〕 土木費76億3,406万円 17.6% ●市営住宅大規模集約  事業〔22.9億円〕 ●さくら参道の無電柱化 〔3.2億円〕 ●道路・公園の維持・管理に要する経費 〔9.7億円〕 民生費135億7,953万円 31.3% ●岩園保育所の改修 〔1.1億円〕 ●精道こども園の開園に向けた精道幼稚園の  改修 〔1.0億円〕 ●市立・私立保育所、認定こども園等の運営に  要する経費 〔27.4億円〕