04-05 特 集 2 令和元年度 事業会計決算報告 芦屋病院事業  令和元年度は、入院患者数63,539人と前年度より2,499人減少、外来患者数81,995人と前年度より3,567人減少しました。  経営状況については、病院事業収益53億577万円、病院事業費用は53億6,722万円で、差し引き6,145万円の純損失(前年度1億7,317万円)となり、累積欠損金は122億1,690万円となりました。  概況としては、「市立芦屋病院新改革プラン」の3年目を迎え、計画目標の達成に向けて、経営改善に取り組んできました。  具体的には、きめ細やかな相談支援を行うため、入退院支援センターを開設、また、改元に伴い10連休となったゴールデンウィークには、長期の休診による影響を避けるため、4月30日と5月2日に通常通り外来診療、入院手術等を行いました。  診療機能の充実では、CT撮影装置等の医療機器を更新し、最新機能を保有する機器を整備しました。  業務運営コストの削減では、ジェネリック医薬品の使用率で、引き続き、国が定める数量シェア目標を上回りました。また、診療材料費や薬品費など、材料費等の納入価格の削減に努めました。  これらのことから、昨年度と比べて、入院・外来患者数が減少しましたが、入院単価・外来単価の増加により、営業収益は前年度とほぼ同額の収益となり、昨年度に引き続き、純損失を大幅に縮減する結果となりました。          令和元年度   平成30年度    増 減 入 延べ患者数   63,539人    66,038人   △2,499人 院 一日平均患者数  173.6人     180.9人    △7.3人   病床稼働率    87.2%     90.9%    △3.7% 外 延べ患者数   81,995人    85,562人   △3,567人 来 一日平均患者数  338.8人     350.7人    △11.9人   診療日数      242日      244日     △2日 病院事業収益   53億577万円  53億4,008万円  △3,431万円 病院事業費用  53億6,722万円  55億1,325万円 △1億4,603万円 純損益      △6,145万円 △1億7,317万円 1億1,172万円 累積欠損金  122億1,690万円 121億5,545万円   6,145万円 問い合わせ 芦屋病院 ☎31-2156 水道事業  令和元年度の給水人口は、94,177人で前年度より45人減少し、一人一日当たりの使用水量は、2ℓ減少し293ℓとなったため、料金収入となる有収水量は93千㎥(0.9%)減少して10,065千㎥になりました。 事業収益は、給水収益や受託工事収益の減少などにより1億4,371万円(6.3%)減少して21億2,286万円となりました。  一方、事業費用は、人件費、物件費等の減少により1億1,862万円(6.0%)減少の18億6,690万円で、差引収支は2億5,596万円の純利益となりました。  しかし、人口減少や節水機器の普及などによる収入減少が、今後見込まれる中、老朽管の更新工事などを控え水道事業を取り巻く経営環境は厳しい状況です。  本市水道事業では、「芦屋市水道ビジョン改訂版」、「芦屋市経営戦略」のもと運営を行い、計画的に老朽管の更新、施設の耐震化を進めていきます。令和元年度は令和2年度から着手する低区配水池耐震化工事に向けた設計業務を行いました。  引き続き、安心・安全な「おいしい水」を持続して供給します。          令和元年度   平成30年度     増 減 給水人口      94,177人    94,222人     △ 45人 総配水量    10,395,351㎥  10,688,327㎥  △ 292,976㎥ 自己水量     1,167,991㎥   1,314,047㎥  △ 146,056㎥ 阪水受水量   9,227,360㎥   9,374,280㎥  △ 146,920㎥ 有収水量    10,064,993㎥  10,157,629㎥   △ 92,636㎥ 有収率       96.82%     95.03%     1.79% 水道事業収益 21億2,286万円  22億6,657万円 △1億4,371万円 水道事業費用 18億6,690万円  19億8,552万円 △1億1,862万円 純損益     2億5,596万円  2億8,105万円  △ 2,509万円 総配水量:1年間に芦屋市内へ配水した水の量 自己水量:芦屋市の浄水場でつくられた水の量 阪水受水量:阪神水道企業団から供給された水の量 有収水量:総配水量のうち料金徴収の対象となった水の量 有収率:総配水量に占める有収水量の割合 問い合わせ 水道管理課 ☎38-2080 下水道事業  令和元年度の事業収益は31億5,637万円、事業費用は26億8,845万円で4億6,792万円の純利益となりました。企業会計移行初年度に引き続き黒字を確保できましたが、今後は人口減少や1人当たりの排水量の減少が予想され、それに伴い下水道使用料収益も減少することや老朽管の更新、自然災害に備えるための施設整備等の費用が増加する中で経営は厳しい状況にあります。  事業面においては、雨水管渠整備工事や老朽管渠更新工事を行いました。これにより、下水道管渠の耐震化率は23.2%になり、前年度より0.4%上昇しました。  また、場内ポンプ場脱臭設備工事により施設の機能保全に努め、大東および南宮ポンプ場の耐震補強工事も実施しました。経営戦略及び下水道ストックマネジメント計画を活用して、効率的な維持管理のもとで安定した経営に努めるとともに安心して暮らせる下水道事業の運営を目指していきます。           令和元年度    平成30年度     増 減 処理区域内   人口        95,443人     95,488人     △45人 汚水処理量    14,946,163㎥   14,926,319㎥    19,844㎥ 有収水量     10,461,311㎥   10,544,060㎥   △82,749㎥ 経費回収率      108.21%      110.56%    △2.35% 汚水処理原価    84.31円/㎥    83.43円/㎥   0.88円/㎥ 下水道事業収益 31億5,637万円  30億3,064万円 1億2,573万円 下水道事業費用 26億8,845万円  27億3,167万円  △4,322万円 純損益     4億6,792万円  2億9,897万円 1億6,895万円 有収水量:下水道使用料徴収の対象となる水量 経費回収率:下水道使用料/汚水処理費×100 汚水処理原価:汚水処理費/有収水量×100 問い合わせ 下水道課 ☎38-2064 ピックアップニュース Pickup news イベント オープンガーデン2021 【オープンガーデン2021 参加者募集】 ■期間 令和3年4月17日~21日・午前10時~午後4時/5月12日~16日・午前10時~午後4時 ■対象 市内に庭や管理地があり、開催期間 に公開できる人(団体) ■内容 開催期間に庭先および管理地を公開 ■申し込み 所定の申請用紙にご記入の上、パンフレットに掲載する写真を添えて12月25日(金)までに下記へ提出。 ※説明会:12月8日(火)午後1時30分~市役所東館3階中会議室で開催。検討されている人は、ご参加ください。 【オープンガーデン2021パンフレットの有料広告募集】 ■料金 1枠15,000円 ■申し込み 申請用紙に記入の上、パンフレットに掲載する  広告内容(縦34×横132㎜)を添えて12月25日(金)までに下記へ ■問い合わせ 街路樹課 ☎38-2470(〒659-8501 住所不要) お知らせ 20年後の芦屋にとって大切なこと 新行財政改革計画と中学校授業とのコラボレーション 10月22日~11月10日、山手中学校3年生の公民的分野「地方自治」の授業において、 現在本市で取り組んでいる新たな行財政改革を授業の中で取り上げ、生徒たちと「20年後の芦屋にとって大切なこと」について、直接意見を交わす場を持ちました。 2022年度阪神地区中学校社会科教育研究会芦屋大会での研究テーマ「主体的・対話的で深い学びのある授業」に沿った実践研究▶ ■問い合わせ マネジメント推進課 ☎38-2172/学校教育課 ☎38-2087 お知らせ 令和3年度採用 市職員募集 ■募集職種・受験資格 【一般事務職職・4人程度】平成4年4月2日以降に生まれ、学校教育法による4年制大学を卒業したかた、または令和3年3月までに卒業見込みのかた 【保健職・1人程度】昭和60年4月2日以降に生まれ、保健師免許を有する人または令和3年3月末までに保健師免許を取得見込みの人 ■試験日 一般事務職:書類選考後、別途通知。保健職:令和3年1月10日(日) ■申し込み 12月11日(金)までに必要書類(下記で配布、市ホームページでもダウンロード可)を持参(平日・執務時間内)・郵送(11日午後5時30分必着)で下記へ ■問い合わせ 人事課 ☎38-2019(〒659-8501 住所不要) 新型コロナウイルス感染症に関する情報 季節性インフルエンザとの同時流行にそなえ ~発熱等があれば、まずは電話で相談を~電話での相談・受診予約をお願いします ▶発熱等があれば、まず地域の医療機関(かかりつけ医等)に電話で相談してください ▶かかりつけ医がなく、相談先に迷う場合は、「発熱等受診・相談センター」や「新型コロナ健康相談コールセンター」へご相談ください ▶医療機関へ受診する場合は、連絡せずに、直接行くことは控えるようにしてください 相談先はこちら ▶発熱等受診・相談センター(芦屋健康福祉事務所) ☎32-0707(平日午前9時~午後5時30分) ▶新型コロナ健康相談コールセンター ☎078-362-9980(24時間受付 土・日・祝日含む) 受診の際の留意点 ▶受診の際には、必ずマスクを着用し、医療機関の指示に従ってください ▶公共交通機関での来院は控えるようにしてください感染リスクが高まる「5つの場面」に注意!引き続き、警戒を強め感染対策に取り組みましょう。 次の感染リスクが高まる『5つの場面』には特に注意しましょう。 ①飲酒を伴う懇親会など・注意力が低下、大きな声になりやすい ・狭い空間に長時間、大人数の滞在は注意 ・回し飲み、箸の共有は感染リスクを高める ②大人数や長時間におよぶ飲食 ・大人数、長時間、接待を伴う飲食は、感染リスクを高める ・大声になり飛沫が飛びやすくなるので注意 ③マスクなしでの会話 ・マスクなしでの近距離の会話は飛沫感染、マイクロ飛沫感染のリスクが高まる ・車やバスの車中でも注意が必要 ④狭い空間での共同生活 ・狭い空間での共同生活では、感染リスクが高まります ・寮の部屋やトイレでの感染が疑われる事例が報告されています。 ⑤居場所の切り替わり ・仕事後の休憩時間など、居場所が切り替わると、気の緩みや環境の変化で、感染リスクが高まることがあります。休憩室、喫煙所、更衣室での感染が疑われる事例が報告されています。 私立施設へ ご来館の皆さんへ 新型コロナウイルス感染症 対策のお願い 来館前に自宅で検温をお願いします 来館時は、必ずマスクの着用をお願いします 来館時は、兵庫県新型コロナ追跡システムをご利用ください 【下記に当てはまる人はご来館をお控えください】 ▶37℃以上の発熱・せき・くしゃみなど風邪の症状がある人 ▶体調がすぐれない人