2-3 特 集 笑顔でつなぐ    芦屋をめざして 問い合わせ 地域福祉課 ☎38-2153  私たち地域福祉アクションプログラム推進協議会は、市民・社会福祉協議会・市が協働して、「ふ」だんの「く」らしの「し」あわせをつくるための地域福祉活動を続けています。  日ごろのちょっとした困りごとを解決するためにできることや、したいと思ったことにアクションを起こして、住みよく楽しい芦屋をめざし、取り組んでいます。 これまでの主なプロジェクト 市民が創る情報紙プロジェクト 市民が創る情報紙「あしやわがまち通信」 市民が市民のために市民が楽しめる情報紙を作ろうと発行してきました。情報発信の大切さの意思は、芦屋発信局玉手箱プロジェクトに引き継がれています。 キラッとプロジェクト 減災リーフレット「いのちまもるあしや」 自助や共助、防災グッズのヒントがこの一冊に! コンパクトサイズのリーフレットを作りました。 いのちまもるわたしノート 日常のさまざまな「もしも」にこたえる自分の思いや願いを伝えるノートです。 どちらも、地域福祉課の窓口や芦屋市社会福祉協議会の窓口でお渡ししています。 地域活動の楽しさを広げる 地域福祉アクションアワード 市内で地域活動をしている人々が日ごろの活動を発表する企画です。毎年芦屋市保健福祉フェアで開催し、皆さんへ感謝を込めて表彰しています。来場される皆さんも活動に興味を持っていただけたら、とても嬉しいです。 地域のお祭りへ参加 地域のお祭りなどに呼んでください。脳トレにもなる豆つかみゲームや、オリジナル缶バッジづくりができるブースを出展し、いつでもお祭りを盛り上げます。 イベントを通して、多世代間の交流が楽しめることはもちろん、人と人とのつながりを広めていきたいと思っています。 わがまちベンチプロジェクト ~ベンチに座り誰かと声をかけあう  ような人とのつながりをつくる~ 一町に一台、「ひと休みと出会いのできるベンチ」を設置したいという思いで活動しています。ベンチがあると、人と人とが出会い、知り合うきっかけにもなります。 自治会や事業所などの賛同により、「わがまちベンチプロジェクト」のベンチは市内に18台。(令和2年8月時点) 2012年にベンチデザインを募集し、最優秀作品に選ばれた「なかよしベンチ」は市内に5カ所。ぜひ探してみてください。 このプロジェクトの趣旨に賛同し、ベンチの設置を希望する団体は、ベンチ代の半額(上限4万円)の助成が受けられます。 詳しくは、芦屋市社会福祉協議会にお問い合わせください。 問い合わせ 社会福祉協議会 ☎32-7539 気軽にふらっと、ご利用ください! 社会福祉法人 あしや聖徳園・東山手高齢者生活支援センター センター長 税所篤哉さん 「コミュニティスペースふらっと」を立ち上げる際、近所の人に気軽に立ち寄ってもらい、たくさんの交流が生まれる場所にしたいと思っていました。元々何もない空間だったところにベンチを設置したのは、この場所を利用してくれる人たちに楽しいひとときを過ごしていただき、少しでも暮らしが豊かになるお手伝いができたらという思いがあったからです。ベンチに座ってしゃべっていたり、お弁当を広げて食べていたり、犬の散歩中に休憩していたりする姿を見かけると、設置してよかったと思います。 ベンチもコミュニティスペースも、ぜひお気軽にご利用ください。 あしや発信局玉手箱プロジェクト ~スマートでいつでも誰でも情報の やり取りができるように~ 仲間同士で手軽に情報発信や情報入手ができたら新たな楽しみにつながる、非常時に身を守ることにもつながる、という思いで立ち上がったプロジェクトです。 茶屋之町スマホカフェ 9月12日(土)茶屋集会所でスマホカフェを開催しました。甲南高等学校のボランティアが日ごろ茶屋之町で自治会活動をしている参加者に、スマートフォンの使い方を丁寧に教えてくれました。あちらこちらから笑い声が絶えない楽しい時間となりました。 【茶屋之町スマホカフェを終えて】 茶屋之町自治会 本郷会長 災害時や体調不良時のことを考えると、電話以外にも外部との通信手段は知っておく方がいいです。今回は疑問に思っていたスマートフォンの操作を高校生がすべて教えてくれて、とても満足できました。高齢者が情報の世界から取り残されないためにも、今日のような取り組みを進めていければと思います。 学生ボランティアにインタビュー シニア世代対象スマホ講座のボランティアに参加した、学生のお二人に感想や思いなどを聞いてみました。 会話力を学べました 甲南高等学校 尾久雅也さん 部活をしていないので、夏休みに何かしたくて、また、人見知りを直したい思いもあって参加しました。SNSのことを尋ねられたり、スマホの使い方を教えたり、たくさんの世間話をして盛り上がりました。いろんな世代の人との会話力を学べました。 コロナ禍で外食や買い物が難しい状況なので、機会があればネットショッピングなどの方法も伝えられたらと思います。 コミュニティの広がりに期待 甲南高等学校 徳平航大さん シニア世代の人と話していても、世代のギャップを感じることはほとんどなく、インスタグラムの話で盛り上がりました。スマホの使い方だけではなく、若い人と話がしたくて立ち寄ったという人もいて、いつもは祖父母以外に高齢者の方と話す機会がないので、楽しかったです。シニア世代でスマホを使っている人は、思っているよりたくさんおられると感じました。スマホから生まれるコミュニティみたいなものが、大きく広がっていけばいいなと思いました。 スマートフォンを通してつながる はじめは、スマホカフェに緊張していた皆さんも、最後はみんな笑顔でした。今後もスマートフォン初心者へ使い方を教えてくれる人を増やし、この取り組みと共に笑顔の輪も広げていきたいと思っています。 【スマホ講座】 ■日時 11月12日(木)午後1時30分~4時 ■会場 保健福祉センター ※詳細は下記へ 問い合わせ 社会福祉協議会 ☎32-7539 今後の活動について 人と人のつながりを感じてもらえるような取り組みを進めていきたい 地域福祉アクションプログラム推進協議会 会長 山内祥弘さん 新型コロナウイルスの影響下において、今までのように活動ができるか不安でしたが、メンバー同士で協議し、今後の活動の目途が立ってきました。これからもみんなで楽しく活動していきたいと思っています。 興味のある人はメンバーを随時募集しているので、お気軽に事務局の社会福祉協議会(☎32-7539)にお問い合わせください。