08-09 イベント Event information 日々の生活と 人権を考える集い2022 講演「アフリカ少年が日本で育った結果」 ■日時 11月26日(土)午後1時30分~3時(開場:午後1時)■会場 上宮川文化センター3階ホール■定員 200人※一時保育:3人(0歳6カ月以上の未就学児・18日(金)までに要予約)、手話通訳あり■講師 星野ルネ氏(タレント、漫画家)■持ち物 上履き・靴袋■申し込み 11月1日(火)から電話で右記へ(日曜・祝日を除く)■問い合わせ 人権・男女共生課☎38-2055 桂かい枝のやさしい日本語落語 日本語を学習中の外国人や子どもにもわかりやすくした「やさしい日本語」を使った落語を桂かい枝が披露します。 ■日時 11月20日(日)午後2時~3時■会場 潮芦屋交流センター■定員 120人■料金 前売1,000円(前日午後5時30分まで受付)、当日1,200円、中学生以下無料■出演 桂かい枝■申し込み&問い合わせ 潮芦屋交流センター☎25-0511 人権啓発映画会 映画「一人になる」 -医師小笠原登とハンセン病強制隔離政策- 小笠原登さんの生涯をハンセン病強制隔離政策の歴史のなかでたどるドキュメンタリ-映画(2021年/カラ-/日本語字幕版) ■日時 11月12日(土)午後1時30分~(開場:午後1時)【99分】■会場 上宮川文化センター3階ホール■定員 60人■持ち物 上履き・靴袋■申し込み 11月2日(水)午前9時30分から電話で下記へ(平日午前9時~午後5時・土日祝を除く)■問い合わせ 上宮川文化センター☎22-9229 人権啓発展示会 人権啓発映画会同時開催、映画「一人になる」関係資料展示 ■日時 11月12日~12月1日(休館日除く)■会場 上宮川文化センター3階通路■問い合わせ 上宮川文化センター☎22-9229 いきいきシネマサロン「もののけ姫」 呪いを解くため西方へ旅立った少年アシタカは、もののけ姫と呼ばれる少女サンと出会う。ジブリの世界をお楽しみ下さい。 ■日時 11月26日(土)午前10時10分~/午後1時10分~/午後4時~【133分】■会場 ルネサンス クラシックス芦屋ルナ・ホール■定員 300人■料金 一般1,000円(小学生以下500円)※広報掲載記事持参で3人まで一般料金から200円引き■申し込み 直接会場へ■問い合わせ ホール事業担当☎35-0700 作って食べよう世界の料理 <モロッコ編> 〈メニュー〉 粒パスタ入りスープ、モロッコお好み焼き、モロッコラタトゥイユ、クスクスサラダケバブ添えなど ■日時 11月28日(月)午前10時~午後2時 ■講師 正木カデ氏(モロッコ出身の市民) <日本編> 〈メニュー〉 祝い肴の5種盛り(黒豆・数の子・田作り・エビの黄身寿司・大根と長芋のみぞれ仕立て)、祝い鯛の蒸し物、バッテラ寿司、栗大福 ■日時 12月5日(月)午前10時~午後2時 ■講師 日下部管子氏 ■会場 潮芦屋交流センター調理室■定員 25人■料金 2,800円(開催日2週間前からキャンセル料が発生)■持ち物 食器用フキン・エプロン・マスク・三角巾・筆記用具■申し込み 11月10日(木)〈必着〉までにEメールで下記へ(申込多数抽選)■問い合わせ 潮芦屋交流センター☎25-0511/[メール]aca@npo-aca.jp フットサルとピクニックで 多文化交流しませんか 日本人も外国人もフットサルが好きな人集まれ ■日時 11月20日(日)午前10時30分~午後0時30分(フットサル)・午後0時30分~(ピクニック)■会場 総合公園第2スポーツコート■対象 芦屋市民・30人■持ち物 運動靴・飲み物・昼食・タオル■申し込み Eメールで下記へ(いずれかのみの参加も可能。応募多数の場合は抽選) ■問い合わせ 広報国際交流課☎38-2008/[メール]kokusai@city.ashiya.lg.jp 11月の市民ギャラリー・市民ステージ 市民ギャラリー ①【絵画友の会 作品展】  11月2日午後1時~5日午後4時 ②【ACパソコンフェア】  11月6日正午~10日午後3時 ③【第20回学友会 秋の美術展】  11月6日午後1時~10日午後3時 市民ステージ ④【第71回 芦屋三曲協会演奏会】  11月3日(木)午後1時開演(午後0時30分開場)  ※要整理券 ⑤【あしやYOコーラス「秋色コンサートⅨ】  11月6日(日)午後1時30分開演(午後1時開場) ⑥【芦屋市邦舞協会】  11月12日(土)午前11時30分開演(午前11時開場) ⑦【第57回 芦屋合唱祭】  11月13日(日)午前11時30分開演(午前11時開場) ⑧【芦屋市制80周年記念 第4回チャリティフェスティバル】  11月19日(土)午後1時30分開演(午後1時開場) ⑨【Joy of Singing 歌の愉しみ】  11月20日(日)午後2時開演(午後1時30分開場) ■会場 ①・②市民センター多目的ホール③301室、302室④~⑨ルネサンス クラシックス芦屋ルナ・ホール ■料金 無料(⑨のみ2,000円) ■問い合わせ 市民センター☎31-4995 あしや芸術さんぽ Vol.4 【美術博物館休館のご案内】7月1日~令和5年3月末(予定)は改修工事のため休館。今後の休館中の活動や工事後の再開館のスケジュールなどについては、随時ホームページでお知らせします。再開館予定は、令和5年4月上旬です。 美術博物館が休館の期間、芸術家達が切り取った芦屋と現在の風景を紹介するコラムを連載します。  芦屋川の西側沿いに大きな洋館や和風建築の住宅が描かれている本作は、1923年頃の芦屋・平田町の風景です。阪神芦屋駅から南へ5分ほど歩いたところにあるこの場所は、当時から風光明媚な住宅地として人気を博しました。画面左の方向には、芦屋ゆかりの洋画家・小出楢重も描いた芦屋浜が広がります。右手に架かる黒い橋は、今は無き永保橋で、1938年7月の阪神大水害により破壊・流失しており、当時の橋の様子を知ることができます*1。  この地域は、阪神芦屋駅から近く、少し歩くと芦屋の海が広がる浜辺があり、北を臨むと、日本のロック・クライミングの発祥地・芦屋ロックガーデンがある六甲山系が位置します。南北に細長い地形をもった自然環境の優れた芦屋に駅が出来たのは、1905年の阪神電車の芦屋駅と打出駅から始まります。その後、1913年にJR芦屋駅が(当時は国有鉄道)、1920年に阪急電鉄(当時は阪神急行電鉄)の芦屋川駅が設置されました。鉄道の開通とともに、大阪商人たちが別荘地や郊外の住宅地を求め、大正期に入ると芦屋へも多くの人々が移住してきました。市内には大正から昭和初期に建てられた邸宅が残り、現在もその面影に触れることが出来ます。  作者の長谷川三郎(1906-1957)は、日本の抽象絵画のパイオニアの一人として名を残す人物です。1910年に父親の転勤にともない神戸へ転居してきた後、1918年に現在の呉川町へ移住します。 甲南小学校へ転校、後に甲南中学校、旧制甲南高等学校へと進学、1926年に東京帝国大学美学美術史学科へ進むまで芦屋で暮らしました。長谷川は、雪舟についての卒業論文で大学を卒業後、アメリカを経てヨーロッパへ遊学、抽象絵画に興味を持ちます。帰国後は、抽象絵画や写真など多様な表現の作品を制作しながら評論活動を続けました。二科展で知り合った吉原治良とは、1953年に「日本アブストラクトアートクラブ」を設立しています。戦後は墨象や拓本など墨を素材とした作品を制作、東洋の伝統や精神を志向していきました。1954年にアメリカへ渡り、現地の大学などで教鞭をとりました。  本作は、長谷川が高校生の時に描いた作品です。長谷川は中学生の頃より楢重の大阪の自宅へ出入りし、1924年から信濃橋洋画研究所に通うとともに、1926年に芦屋へ移住してきた楢重の芦屋のアトリエを訪れました。楢重から指導を受けるというよりも、師弟関係を超えた付き合いだったようです。長谷川は楢重を生涯の師と仰ぐほど強い影響を受けており、「私は小出先生の弟子であった事を、終生の最大の幸福と感謝している。同時に終生の最大の誇りとしている。」と、楢重へ敬意の念を綴っています*2。 *1現在はバス停にその名を残している永保橋は、阪神大水害後に再建築されましたが、阪神国道43号線開通により1961年に芦屋川橋として架け替えられました。近年、松浜町の敷地に保存されていた阪神大水害で破損した橋の一部が美術博物館に寄贈されました。 *2「師小出楢重」『みずゑ』No.511 1948年5月、pp.37-42。小出楢重との数々のエピソードが記される本文は『小出楢重と芦屋―昭和モダニズムの光彩―』芦屋市立美術博物館、1991年、pp.112-117に再掲。 来月は、長谷川三郎がその偉大さを語る          楢重の風景画を紹介します。 問い合わせ 美術博物館 ☎38-5432 新型コロナウイルス感染症の影響により開催を中止・延期する場合は、速やかに市ホームページ等でお知らせします。