08-09 イベント Event information 第3回 芦屋国際音楽祭    クロージング・コンサート 芦屋市出身のヴァイオリニスト日下紗矢子を中心にドイツからの音楽家をまじえた、名手たちによる名曲コンサート。午後2時から、若手演奏家によるロビーコンサートもあります。 【曲目】クライスラー:オールド・リフレイン、ロンドンデリーの歌、ウィーン風小行進曲ピアノ三重奏版、Rシュトラウス:メタモルフォーゼン(変容)弦楽七重奏版、ブラームス:ピアノ五重奏曲 op.34 ■日時 4月16日(日)午後3時~(午後1時30分開場)■会場 ルネサンス クラシックス芦屋ルナ・ホール■定員 650人■出演 日下紗矢子(ヴァイオリン)、大江馨(ヴァイオリン)、アンドレアス・ヴィルヴォール(ヴィオラ)、柳瀬省太(ヴィオラ)、ペーター・ブルンズ(チェロ)、中木健二(チェロ)、日下知奈(ピアノ)、渡邉玲雄(コントラバス)■料金 一般 3,500円(当日500円増し)、高大・大学院生2,000円、小中学生1,500円■申し込み 1月6日(金)午前10時より発売【チケット販売所】市民センター事務所・市役所売店・ローソンチケット(Lコード53232)・カンフェティチケット☎0120-240-540(平日午前10時~午後6時)または2次元コードへ■問い合わせ 公民館☎35-0700 冬の星空観察会 月や星座の話を聞きながら、望遠鏡を使って冬の星空を観察しませんか。 ■日時 1月28日(土)午後6時30分~9時(雨天決行)■会場 市民センター401号室■定員 先着50人(中学生以下は保護者同伴)■講師 半田孝氏■申し込み 1月10日~25日に電話で下記へ(午前9時より先着順)■問い合わせ 環境課☎38-2051 公式ワナゲ市民大会 手軽に楽しめるニュースポーツを体験しませんか。 ■期間 1月1日~2月28日■参加方法 ①老人会や地域のイベントなどで、公式ワナゲを実施②記録用紙(窓口で配布・ホームページからもダウンロード可)にスコアを記入③3月8日(水)までに、スポーツ推進課(下記あて)に記録用紙を送付④集計後、上位10人が決定。表彰状を送付します■会場 市内各所■問い合わせ スポーツ推進課☎22-7910/[ファクス]22-1633/[メール]sport@city.ashiya.lg.jp いきいきシネマサロン 「私は、マリア・カラス」 2023年が生誕100年の節目となる伝説の歌姫、マリア・カラス。未完の自叙伝、封印された手紙、秘蔵映像・音源の数々から、むき出しの魂で歌い、愛を切望した歌姫の真実の姿が貴重な写真と映像で蘇る。(2017年/フランス) ■日時 1月28日(土)午前11時~/午後2時~【114分】■会場 ルネサンス クラシックス芦屋ルナ・ホール■定員 300人■料金 一般1,000円(小学生以下500円)未就学児入場不可※広報掲載記事持参で3人まで一般料金から200円引き■申し込み 直接会場へ■問い合わせ ホール事業担当☎35-0700 テーピング・ピラティス講習会 正しいテーピング方法の習得と、ピラティスでインナーマッスルを鍛え、ボディラインを整えます。 ■日時 ①テーピング講習会2月21日(火)②ピラティス2月14日(火)・2月28日(火)各回午後1時30分~3時■会場 芦屋公園・会議室■定員 ①10人②6人(先着順)※参加者が2人以下の時は、開催を見送ります■持ち物 運動のしやすい服装、ピラティス講習会時にはヨガマットかバスタオル・水分補給用の水・汗拭きタオル■料金 各回1,000円(①は別途教材費1,000円)※1回ずつの単発参加も可。■講師 増田美佐子氏・増田優衣氏■申し込み 1月16日(月)午前9時~開催日前日午後5時までに申込用紙(窓口で配布・ホームページからもダウンロード可)を窓口またはファクスで下記へ■問い合わせ 芦屋公園テニスコート☎34-8886/[ファクス]34-8884 水彩画教室 ~6色で描く風景画~ 6色の絵の具を使ってお手本を元に楽しく描きましょう。初めての方もお気軽にご参加ください。 ■日時 1月23日(月)①午後1時~3時②午後3時30分~5時30分③午後6時~8時■会場 体育館・青少年センター3階多目的研修室■定員 ①18歳以上②小学生③16歳以上・各8人■料金 2,800円(画材費別)■講師 やなかしのぶ氏■申し込み 受付窓口または電話で右記へ■問い合わせ 体育館・青少年センター☎31-8228 メンズヨガレッスン ■日時 1月29日(日)午前10時~11時■会場 体育館・青少年センター■定員 20人■料金 500円■講師 池田舞氏■申し込み 受付窓口または電話で下記へ■問い合わせ 体育館・青少年センター☎31-8228 WORLD ART IN ASHIYA 市内在住の外国人アーティストが自身の作品について紹介。コーヒーを飲みながら、アーティストと交流します。 ■日時 1月28日(土)午後2時~5時■会場 モンテメール3階Asi no Va■定員 30人■参加アーティスト 呉健韋(中国)他4人■申し込み Eメールで氏名・連絡先を右記へ■問い合わせ 広報国際交流課☎38-2008/[メール]kokusai@city.ashiya.lg.jp あしや芸術さんぽ Vol.6 【美術博物館休館のご案内】令和4年7月1日~令和5年3月末(予定)は改修工事のため休館。今後の休館中の活動や工事後の再開館のスケジュールなどについては、随時ホームページでお知らせします。再開館予定は、令和5年4月中旬です。 美術博物館が休館の期間、芸術家達が切り取った芦屋と現在の風景を紹介するコラムを連載します。 山崎隆夫《芦屋川》1988年 油彩、布 芦屋市立美術博物館蔵  本作は、阪神芦屋駅の近くから、山側を臨んだ風景が描かれています。芦屋川を中心に、明るい陽光のもと、緑豊かに広がる芦屋の景観が表現されています。右手に見える緑色のとんがり屋根の建物は、1956年に建てられたカトリック芦屋教会です。建築家の長谷部鋭吉の設計によるもので、現在も美しいその姿を見ることが出来ます。画面奥に見えるのは業平橋で、そのすぐ北東に芦屋市民センターが描かれています。  本作を描いた1988年は、山崎が芦屋を離れてからすでに20年以上を経ていましたが、師の小出楢重と共にすごした時間や自身が暮らした日々の記憶など、山崎の懐かしい思い出も感じられるような作品です。現在も変わらず、春には遠くで桜が咲き誇り、緑が生い茂る夏や紅葉の秋など、心も体も楽しませてくれる芦屋川の風景が描かれています。  手前の公光橋を西に進むと、山崎も住んだ小出楢重邸がありました。山崎は、師匠であった小出楢重が1931年に没した後、1937年より旧小出邸に移り住みアトリエで制作を続け、1962年まで暮らしました。建築家・笹川慎一の設計による小出アトリエは1927年5月に竣工、建坪11.5坪(約38㎡)余りで約20畳を有し、北側は広い高窓を設けた吹き抜けで、南側には8畳程度の中二階を備えていました。本アトリエは、山崎の協力で当館の前庭に復元されています。 山崎 隆夫(やまざき たかお) 1905年-1991年  大阪市に生まれる。神戸高等商業学校(現・神戸大学)を卒業した1930年より三和銀行に勤務しながら、独立美術協会や国画会へ出品を続けた山崎は、在学中の1927年より小出楢重が講師の一人を務める信濃橋洋画研究所に通うも、直接小出に指導を受けたいと考え、小出のアトリエで開かれていた画塾に通いました。1931年の小出没後は林重義に1939年まで師事しました。1937年にはかつて通った芦屋の旧小出邸(現在の芦屋市川西町)に移り住み、1962年まで暮らしました。戦後は国画会を中心に発表を続ける一方、1954年にサントリー株式会社の取締役宣伝部長に就任、1964年に広告宣伝制作会社サン・アドを設立、取締役社長に就きました。1962年以降は、「富士山の見える所に住みたい」と、神奈川県茅ヶ崎市の海岸近くに居を構え、富士山をテーマとした作品を多く制作しました。 来月は、日本画家・福田眉仙が描いた岩園小学校付近の風景画を紹介します。 問い合わせ 美術博物館 ☎38-5432 新型コロナウイルス感染症の影響により開催を中止・延期する場合は、速やかに市ホームページ等でお知らせします。