04 特集2 あしやふるさと寄附 本市のふるさと寄附について、活用実績や未来への取り組みを紹介します。また、市民税の減収状況についてもお知らせします。 主な活用実績~ご支援ありがとうございました~ ●電子図書館でおうち読書 【寄付金活用額 109万円】 感染症対策や読書環境の整備を目的として、来館することなく利用可能な電子図書館サービスを令和3年8月より開始し、昨年度は電子書籍購入に活用しました。 ●芦屋の歴史文化遺産未来継承事業 【寄付金活用額 186万3千円】 芦屋のかけがえのない歴史文化遺産を後世に残すために、古墳から出土した貴重な副葬品などの保存処理や、古文書・古写真などのデジタル化に活用しました。 ふるさと寄附と市民税の減収 実質の減収額は8.5億円 ワニさんの上あごは 「ふるさと寄附によって市税が減収した額」、下あごは 「ふるさと寄附金の収入額」です。どんどん減収が大きくなりすぎて、上あごと下あごの開きは約8.5億円。もうこれ以上口を開けるのは辛いのです。 ふるさと寄附の制度を市民の皆さまから見ると、住所地以外の自治体に寄附をすれば、全国の様々な特産品を受け取れるとともに、所得税と住民税の寄附金税額控除を受けられることになります。一方で、住所地の自治体(芦屋市)から見ると、住民税が減収するということになり、都市部を中心に寄附額を上回る住民税の減少が生じています。 令和5年度に芦屋市が全国から頂いたふるさと寄附金は約1.3億円ですが、ふるさと寄附等による寄附金税額控除によって、市民税が約9.8億円減収しました。減収額から寄附金額を差引きしても約8.5億円、直近4年間の合計では約28.1億円の減収となっています。芦屋市としては魅力ある返礼品やあしやふるさと寄附を取り扱うポータルサイトを増やすなどの取り組みを行っていますが、今後もこの減収は続くと予測しています。 未来への取り組み 市外のご友人等にお伝えください ●夢中になって学ぶ楽しさを これからの社会変化に対応しながら、一人ひとりが未来を切り拓いていく力を育むために、芦屋市ではこどもたち・教員、それぞれにとっての「ちょうどの学び」の実現を目指します。 ●自然を満喫する身近なハイキング道 芦屋市北部は六甲山系が連なり、市街地から少し歩くだけで六甲山の四季折々の自然を楽しむことができます。皆さまが安全に身近な自然を満喫できるようハイキング道等の整備を行います。 ●誰もが共に暮らせるまちに 障がいを理由とする差別のない誰もが共に暮らせるまちづくりの実現のため、市内の店舗等に対して手すり・スロープの設置や、筆談ボードの購入などの費用の一部を助成します。 ●広い空 ひろがる未来へ 全国に先駆けて進めている「無電柱化」で都市防災機能の強化、安全性の向上、景観の美化により、まちの魅力をアップします。 あなたの応援が社会を変える第一歩に 芦屋市長 髙島 崚輔