04 特集2 市立芦屋病院の外科とはこんなチームです 突然の病気や、けがなどいざという時の医療は安心して暮らすためにとても大切です。生命を救うため、治すために手術が必要な場合がまだまだたくさんあります。 「市立芦屋病院 外科」は地域の皆さんの安心を守るべく 24時間体制で対応しています。 問い合わせ 芦屋病院☎31-2156(朝日ケ丘町39-1) 01 がんに対する治療 「がん」の診断は突然やってくるものですが、早い段階で見つければ治ることも多い病気です。薬の進歩もありますが、「治す」ためには多くの場合「がん」を体の中から取り除く手術が必要となります。当院での手術は負担を軽減できるように、傷の小さい腹腔鏡・胸腔鏡手術がほとんどです。大きな施設で多くの手術を手掛けてきた医師たちが、高い水準で日々治療にあたっています。さらに、地域密着の利点を生かし、高齢化や持病に応じて手術・治療にもきめ細かな配慮が可能となっています。お気軽に相談ください。 02 救急疾患に対する治療 腸閉塞、虫垂炎(いわゆる「もうちょう」)、胃や腸に小さい穴があく事による腹膜炎、胆石による胆嚢炎(たんのうえん)、息が苦しくなる気胸など、救急対応が必要な病気に対しては休日夜間を問わず治療にあたっています。症状をがまんする必要はありません。早く来ていただければ、より短い期間で治療をすることが可能となります。 03 各種の専門外来 (呼吸器外科疾患・乳腺疾患・ヘルニア・肛門疾患) 日常でよく遭遇する病気には、それぞれの専門外来を開設しています。 呼吸器外科専門外来 : 月曜日午前 呼吸器外科専門医が、気胸、胸水、膿胸のほか、肺や縦隔のレントゲン異常陰影などの相談に応じています。手術が必要な場合には体に負担の少ない胸腔鏡下手術を計画します。 乳腺専門外来 : 火・水・木曜日 当日検査施行も可能です。3Dマンモグラフィーなど最新機器による診断能力の高い乳がん検診も行っています。 ヘルニア外来専門・肛門専門外来 : 火・木曜日 ヘルニア・肛門疾患をともに診療しています。ヘルニアの手術、痔核に対する「切らない治療」や直腸脱など、何でもご相談ください。 気胸センター ヘルニアセンター を開設しました お気軽に相談ください 「気胸」とは? 気胸は、肺の表面に穴があいて、肺内の空気が肺を収容している胸腔内にもれ、肺が縮んでしまう病気です。突然の胸痛や咳、息切れがおこります。年齢や性別を問わず誰にでも起こり、高度になったり、左右同時に起こると命にかかわることもあります。 「ヘルニア」とは? 足の付け根などが膨らむヘルニアは、見た目や違和感の問題だけでなく、腸がはまり込んで腸閉塞を起こす(嵌頓)と大きな手術や長期の入院が必要となることがあります。高齢の方や持病のある方も腹腔鏡手術から、体力的負担の少ない局所麻酔手術まで、短期入院で対応しています。