04 特 集 2 阪神・淡路大震災から30年 令和7年1月17日で、阪神・淡路大震災の発生から30年を迎えます。あの日を想い、記憶をつなぐために。そして、未来に向けた災害対応力を育むために。 市民の皆さまと一緒に取り組みを進めていきます。 芦屋のまちを襲った地震 平成7年1月17日午前5時46分、芦屋市を最大震度7の激震が襲いました。 本市での死者は444人(関連死を含む)、負傷者は判明しているだけでも3,000人以上におよびました。加えて、市内の建物の半数以上が全半壊し、芦屋浜の埋立地区では地盤の液状化が生じるなど、芦屋のまちは壊滅的な状態に至りました。 市長メッセージ 本年の1月17日、市内各地で市民の皆さまとともにあの日を想い、祈りを捧げました。 私は震災後の生まれです。震災30年を迎える中で、私自身も、震災を経験した世代が担ってきた活動を引き継ぎ、震災を知らない未来世代と一緒に、命の大切さを伝えていきます。 芦屋市長 髙島崚輔 震災30年事業を一緒に進めませんか 毎年開催している防災総合訓練の実施や、市の災害対応力を引き続き強化します。 未来世代による取り組みとの連携等も進めます。 防災活動等を実施する市民グループ等を募集します 市民の皆さんの活動等を市ホームページで紹介し推進します。応募されるグループは右記2次元コードをご確認ください。 「1.17 あしやフェニックス基金」による助成をご活用ください 市民グループ等(過半数が市民または市内に活動拠点を有するグループ、もしくは構成員の3分の2以上が近畿2府4県に所在する大学等の学生であり条件を満たすグループ)が行う活動への助成を拡充します。震災と復興過程で得た尊い経験と教訓の継承や自然災害への共助意識の高揚を図ります。災害ボランティアや追悼行事も助成の対象となりますので、ぜひご活用ください。 助成の対象となる活動の例 ※助成には条件があります。 ▶被災地での復興支援▶防災体験プログラム▶被災地の復興に関するトークセッション▶震災からの復興に関するパネル展示▶追悼式▶防災リーフレットの作成(震災の資料を活用したもの)等 追悼式典と「祈りと誓い」を実施します 震災犠牲者に哀悼の意を捧げるため、令和7年1月17日にルネサンス クラシックス芦屋ルナ・ホールにて追悼式典を行います。例年、芦屋公園で実施している「1.17芦屋市祈りと誓い」もあわせて行います。 問い合わせ 政策推進課☎38-2127 (防災活動等の募集・「1.17あしやフェニックス基金」助成) 生活援護課☎38-2042 (追悼式典・「1.17芦屋市祈りと誓い」)