04 特集2 ヴィッセル神戸×芦屋市消防本部 モーヴィ&セレイア 救急活動を体験 突然のけがや病気は誰にでも起こりうるものです。近年、全国的に救急車の出動件数が増加しており、芦屋市でも昨年、過去最多の出動件数を記録しました。今回、Jリーグで2連覇を達成したヴィッセル神戸のマスコットキャラクター、モーヴィとセレイアが、市民の皆さんに知ってもらいたい応急手当の方法やポイントを紹介します。 正しい知識と救急車の適正な利用についても、一緒に考えましょう。 サッカーの練習中のあんな時こんな時 問い合わせ 消防本部☎32-2345 熱中症の疑いがあるとき ・練習中に暑さで倒れたら… 熱中症の疑いがある時は、涼しい場所に移動し、衣服をゆるめて首や脇などを冷やします。水分・塩分を補給し、意識状態が悪い場合は救急車を呼びましょう。 出血が止まらない! ・転倒、足と鼻からの出血… 出血時は清潔な布やガーゼで傷口を押さえて直接圧迫止血します。可能なら患部を心臓より高く上げます。鼻の出血は頭を少し前に傾け、小鼻を指でつまんで5~10分間圧迫しましょう。 どうする?心肺停止! ・ボールが胸に!意識がなくなる… 心肺停止時はすぐに119番へ通報し、呼吸がない場合、胸骨圧迫を開始します。AEDがあれば音声指示にしたがって使用します。救急隊到着まで続けましょう。 救急車の適正利用を! 出動要請の増加などで、現場到着までの時間が長くなっています。一刻を争う重症者を待たせてしまうことになりかねません。どこの病院に行けばよいかわからず、案内代わりに呼んだり、かすり傷程度で呼んだりすることが、出動要請全体の増加の大きな原因になっています。 救急車を呼ぶ?病院へ行く?…迷った時は 救急相談ダイヤル #7119 へ 24時間年中無休 ▶受診できる病院は? ▶救急車を呼んだほうがいい? 看護師などの相談員が対応します。 芦屋市消防本部公式SNS Instagram インスタグラム 消防業務に関するさまざまな情報を発信中! つぎは、あなたの番です! 病気や事故などで心肺停止になった人を救う、いざというときのために、消防署の講習会に参加して、応急手当の知識と技術を身につけておきませんか。 普通救命講習 ■日時 7月27日(日)午前9時30分~午後0時30分 ■会場 芦屋市消防庁舎3階多目的ホール ■内容 心肺蘇生法・AEDの取り扱い・応急処置等※受講者には「修了証」を交付 ■対象 市内在住・在勤・在学のかた(中学生以上・先着20人)※団体の申し込みは随時受付 ■講師 救急隊員・応急手当普及員(消防団員) ■申し込み 7月25日(金)午後5時までに電話または申込フォームから ■問い合わせ 消防本部救急課☎32-2345