ホーム > 教育・文化・スポーツ > 文化・歴史 > 文化事業 > 占領下にせめぎあう都市空間―空襲・闇市・進駐軍―(9月16日受付締切)
ここから本文です。
更新日:2019年9月11日
戦後日本には連合国占領軍(GHQ)が進駐し、阪神地方では「神戸基地」が10年以上にわたり神戸・芦屋・西宮に置かれました。占領下の地方都市の都市空間と建築の具体相は全国的に十分に明らかではなく、史料や聞き取りなどの調査による解明の途上にあります。
この講座では、占領下の神戸における暮らしを対象に、戦災からの復興と戦前後の都市形成の変化について、闇市に集まる人々や物資、地方行政の都市再建、GHQの接収や市民との関わりなどのトピックから描き出していきます。
占領下にせめぎあう都市空間―空襲・闇市・進駐軍―案内チラシ(PDF:319KB)(別ウィンドウが開きます)
日時 |
令和1年10月7日(月曜日)~12月9日(月曜日) 午後2時~3時30分 |
会場 |
芦屋市民センター401室 |
定員 |
90人(応募者多数の場合、芦屋市民を優先して抽選) |
講師 |
村上 しほり氏 |
受講料 |
1,200円(3回分一括) |
申込方法 |
講座名・住所・氏名・電話番号を記入の上、令和1年9月16日(月曜日)【必着】までにはがきかファクスで芦屋市立公民館へ。
芦屋市立公民館 〒659-0068/芦屋市業平町8番24号(ファクス:0797-31-4998)
|
回 | 日時 | 内容 |
---|---|---|
1 |
10月7日(月曜日) |
戦災と占領―近代都市の戦後 |
2 | 11月11日(月曜日) |
占領下神戸の闇市 |
3 | 12月9日(月曜日) |
闇市からの復興 |
講師 村上 しほり
大阪市立大学客員研究員、摂南大学 非常勤講師、博士(学術)。1987年生まれ、神戸育ち。神戸大学大学院人間発達環境学研究科修了後、日本学術振興会特別研究員、阪神・淡路大震災記念人と防災未来センター 震災資料専門員、(株)スペースビジョン研究所 研究員を経て現職。専門は建築史・都市史学。主な著書は『神戸闇市からの復興――占領下にせめぎあう都市空間』(慶應義塾大学出版会、2018年)。2019年に同書が日本都市計画学会 石川奨励賞と日本観光研究学会 著作賞(学術)を受賞。