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更新日:2024年4月22日

教育長あいさつ

令和6年4月1日、教育長に就任いたしました。野村大祐でございます。

その職責の重さにたいへん身の引き締まる思いです。何より、市内小学校において発生したいじめ重大事態に係る調査報告書を重く受け止め、“どの子も安心して学べる学校”となるよう、信頼回復に全力を注ぎます。

Ashiya P E A C Eプロジェクト 〜夢中になって学ぶ楽しさを〜

 【Ashiya PEACE プロジェクトのページ】

どの子も「安心」して学びにつながるように、その環境づくりに教育委員会も一体となって取り組みます。

「芦屋の教育」への信頼回復には、「教員の資質向上」も欠かせません。実践的な取り組みを進める時間をつくるため、教員の働き方改革、負担軽減を同時に推し進める必要性も強く感じています。教員の学びと子どもの学びは相似形とも言われており、教員の働き方、やりがいにも注力することが、日々接している子どもたちの将来の働き方、幸福感(well-being)にもつながっていくものと考えます。

子どもたちの学びをより良いものへ絶えず更新していくこと、そのために必要な教員の探究の時間、環境を整えることを、教育委員会が先頭に立って進めます。

 

「いじめ問題」と「不登校対策」にさらに力を入れます。

いじめ問題については、日常より、互いに理解し合う、尊重し合う人権感覚を養うことをベースとしながら、未然防止に努めつつ、もし、いじめが発生したとしたら、「事態を重大化させない」ことが重要です。

再発防止策については、高い危機意識をもって教育委員会内でも分析を行い、調査委員会の委員の皆様からもご助言をいただいた上、早急に具体的・実践的に取り組む内容として盛り込み、各校に周知徹底を行っています。

何より、子どもたちにとって最大の教育環境とも言える教員一人ひとりの危機意識を高めることに、教育委員会を挙げて、力を尽くします。

具体的には、日々の授業や教育活動が「子ども主体」となっていること、教員が「子どもの声をよく聴く姿勢」であること、常に教員自ら自身の行動、言動をふりかえりながらの実践が積み重ねられていることが大事です。また、何よりのいじめ未然防止策が「学びの充実」であることを再認識の上、校園長会、各研修会等を通じて継続的に取り組みます。

不登校については、一人ひとりの子どもにとって教室が「安心」できる場所になっていること、あるいは教室ではなくとも「安心」して過ごせる場所があること、さらにはそこでそっと心に寄り添う人がいることが大事です。“子どもの立場に立って考える”ことを基本姿勢として学校が子どもの心に寄り添った対応となるよう、教育委員会としても早急にその体制づくりを行いました。まずは、一人ひとりの子どものありのままを認めながら、丁寧に対応していきます。

 

教育長として、率先して「教育のまち芦屋」の充実への舵とりを務めます。

皆様のご理解とご協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

芦屋市教育長 野村 大祐

お問い合わせ

教育委員会教育部教育統括室管理課管理係

電話番号:0797-38-2085

ファクス番号:0797-38-2166

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