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更新日:2024年3月28日

水道水の有機フッ素化合物について

本市では、浄水(供給する水道水)について、水質管理目標設定項目となった令和2年度より定期的(4回/年)に有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)の濃度測定を行っています。

測定結果については、厚生労働省が設定した暫定的な目標値である「PFOSとPFOAの合計で1リットルあたり50ナノグラム(50ng/L)」を下回っていることを確認しています。

国では、毒性評価情報の収集、検出状況の把握を進めるとともに世界保健機関(WHO)等における動向も踏まえて、PFOS及びPFOAの取り扱いについて検討されますので、本市では国の動向に注視しながら、引き続きPFOS及びPFOAの測定を行ないます。

有機フッ素化合物(PFOS、PFOA)について

PFOSはペルフルオロオクタンスルホン酸の略称でピーフォスと呼ばれています。PFOAはペルフルオロオクタン酸の略称でピーフォアと呼ばれています。

いずれも有機フッ素化合物の一種で、PFOSについては、半導体工業、金属メッキ、泡消火剤に、PFOAについては、繊維、医療、電子基板、自動車、食品包装紙、石材、フローリング、皮革、防護服に主に用いられ、環境中で分解されにくい物質です。

国際的に製造等が禁止される動きがあり、国内でも令和3年までに法令で製造と輸入が原則禁止されています。

水道水中の有機フッ素化合物(PFOS、PFOA)の基準について

厚生労働省は、令和2年4月1日からPFOS及びPFOAを水質管理目標設定項目に追加し、その暫定目標値を50ng/L以下(PFOS及びPFOAの合計値)に設定しました。

現時点でWHOにおけるPFOS及びPFOAの飲料水の水質ガイドライン値は設定されておらず、国外においては、目標値にばらつきが見られます。

人への影響について

人の健康への影響については、各国・各機関で知見が集積されつつあるものの、確定的となる毒性評価は明確に示されていません。

お問い合わせ

上下水道部水道工務課施設係

電話番号:0797-38-2084

ファクス番号:0797-38-2165

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