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更新日:2023年9月19日
桜橋は、経年劣化等により各部材の老朽化が進行しており、橋梁点検において健全性Ⅲ※¹と診断されたことから、この度、修繕工事を実施することになりました。
コンクリート部材のはく離・鉄筋露出、鋼部材の腐食を主とする損傷が顕著となっており、早期に措置を講じなければ、落橋に至るおそれがある健全性Ⅳ※²に進展する段階にきています。
損傷は橋全体にわたっているため、橋全体の補修及び補修で対応できない部材については取替えや補強を行ないます。
※¹健全性Ⅲ(早期措置段階):構造物の機能に支障が生じる可能性があり、早期に措置を講ずべき状態。
※²健全性Ⅳ(緊急措置段階):構造物の機能に支障が生じている、又は生じる可能性が著しく高く、緊急に措置を講ずべき状態。
桜橋は日ごろから多くの皆さまにご利用いただいており、交通量や迂回路等の問題点を踏まえ、「工事期間中に通行止めを行なうことは困難」と判断しました。そのため、「原則、通路2mを確保」しながら施工します。
なお、通行人の安全確保が困難なため通行止めせざるを得ない作業については、夜間通行止めにて作業を実施します。詳細な日時については、決定次第、看板等で周知します。
桜橋をご利用されている方、周辺住民の皆さまには大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解・ご協力の程よろしくお願いします。
桜橋工事期間中の交通規制(案)(PDF:347KB)(別ウィンドウが開きます)
架設当時は、車両が通行できるように有効幅員6mで整備されていましたが、現在は車両が通行できない構造となっています。このため、歩行者・自転車等の軽車両しか通行できない現在の状況に合わせて、幅員を4mに変更します。
<幅員4mの決定根拠>
交通量調査の結果を踏まえ、4人が同時に並んで通行できる幅員である4mを採用します。
<幅員減少のメリット>
・部材減少により荷重が軽減されることから、老朽化の進行を抑え、より長寿命化を図ることができます。
・部材減少により補修範囲が減少し、維持管理費用が削減できます。
桜橋幅員の変更(図面・写真)(PDF:234KB)(別ウィンドウが開きます)
桜橋東側芦屋川沿いの広場は施工ヤードとして利用するため、工事期間中、喫煙所は東側の駐輪場事務所横に移動します。
喫煙所をご利用されている皆さまにはご迷惑をお掛けしますが、ご協力の程よろしくお願いします。なお、工事完了後は元の位置に戻します。
桜橋工事期間中の喫煙所移動先(PDF:232KB)(別ウィンドウが開きます)
クレーンで資材を河川内に下す作業が必要であり、その作業スペースを確保するために桜の木2本が支障となることから、やむを得ず撤去します。なお、工事完了後、新たに桜の若木を植樹します。
桜橋工事の際に支障となる桜の撤去・植樹について(PDF:344KB)(別ウィンドウが開きます)
現場作業期間は、令和5年11月~令和6年6月を予定しています。
これから実施予定の入札や施工業者及び関係機関等との協議、工事の進捗状況等により、上記内容に変更が生じる場合があります。
大幅に内容変更が生じる場合は、あらためてホームページに掲示し案内させていただきます。