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更新日:2014年10月24日
芦屋川横断部の工事は、河川管理と密接なこと等から、河川管理者である兵庫県に委託しました。(なお、芦屋川横断部の環境対策や地下歩道の防犯対策等の関連工事は、芦屋市が施工しています。)
芦屋川横断工事は、鉄樋(てっぴ)工法で行ないました。
鉄樋工法とは、芦屋川横断部に鉄製の樋(とい)で仮の水路を作って芦屋川の水を受けるとともに、芦屋川の両岸の道路に覆工板を設置して車両の通行を確保した上で、その下を掘削しトンネルを構築する工法です。鉄樋を設置する工事は河川の治水上の安全を考慮し、雨の少ない時期(非出水期:11月~5月)に行ないます。これは、梅雨、台風シーズン等の時期((出水期:6月~10月)は、降雨量が多く、河川氾濫の危険性が高いことから、この時期に河川関連の工事を行なうことは一般生活に対する危険性が高いためです。
鉄樋の設置工事は河川を半分ずつ締め切って行ないました(半川締切)が、神戸海洋気象台開設以来100年以上の観測データから、最大降雨量にも耐えられる河川断面を確保しました。また、半川締切の安全性については、京都大学防災センターで模型実験を行ない、安全性を確認しました。
施工イメージ図
写真1:芦屋川河川内(平成19年2月)
写真2:芦屋川河川内(平成19年2月)
写真3:鉄樋(てっぴ)据付状況(平成19年2月)
写真4:月若公園内(平成19年2月)
写真5:月若町4番街区(平成19年2月)
写真6:松ノ内町3番街区北側(平成19年2月)
写真7:松ノ内町3番街区北側(平成19年2月)
写真8:月若町側掘削状況(平成19年9月)
写真9:河川下掘削状況(平成19年10月)
写真10:松ノ内町側掘削状況(平成19年11月)
写真11:芦屋川河川内(平成19年12月)
写真12:芦屋川河川内(平成19年12月)
写真13:鉄樋(てっぴ)設置状況(平成19年12月)
写真14:月若公園内(平成19年12月)
写真15:月若町4番街区(平成19年12月)
写真16:松ノ内町3番街区北側(平成19年12月)
写真17:松ノ内町3番街区北側(平成19年12月)
写真18:月若町取付部現場内(平成19年12月)
写真19:河川鉄樋下現場内(平成19年12月)
写真20:松ノ内町取付部現場内(平成19年12月)
写真21:月若町取付部現場内(平成20年6月)
写真22:河川鉄樋下現場内(平成20年6月)
写真23:河川鉄樋下現場内(平成20年6月)
写真24:松ノ内町取付部現場内(平成20年6月)
写真25:河川復旧状況(平成21年1月)
写真26:松ノ内町3番街区北側(平成21年1月)
写真27:月若町取付部現場内(平成21年1月)
写真28:右岸二重締切部掘削状況(平成21年1月)
写真29:左岸二重締切部掘削状況(平成21年1月)