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更新日:2022年8月25日

害虫について

不快な害虫は、快適な生活の敵。

公共施設については、市が季節に応じた害虫駆除を行っています。

個人宅及びマンションの敷地内などについては、物件の所有者又は管理者で駆除をお願いします。

うるさくて寝苦しい羽音や刺されることによる強いかゆみといった不快感を与えるだけでなく、様々な感染症を媒介することがあります。感染症を未然に防ぐには、ふだんからの対策が必要になります。

発生場所

蚊は卵を水面に産み、水中で幼虫(ボウフラ)、蛹(オニボウフラ)と生活したのち、成虫に成長します。

ちょっとした水たまりがあれば場所を問わず卵を産むことができます。

  • 植木鉢の受け皿
  • 自転車やオートバイの雨よけシートのたるみ
  • 雨水桝
  • 空き缶や古タイヤの周り

発生を防止するための注意点

  • 不要な水たまりをなくすよう心掛けてください。
  • 水がたまる場所は定期的に掃除をしたり、こまめに水を入れ替えてください。
  • 成虫になってから駆除することは非常に難しいため、幼虫(ボウフラ)の間に駆除してください。
  • 個人宅及びマンションの敷地内については、物件の所有者又は管理者で周囲への環境に配慮のうえ、適切な用法用量を守ってピレスロイド系スプレーなどの家庭用殺虫剤で駆除してください。

市では4月から10月の間、公共の場所における発生源に、幼虫(ボウフラ)を駆除する粒剤を投入し、蚊の発生を減らしています。

蚊の対策について(啓発チラシ)(PDF:332KB)(別ウィンドウが開きます)

 

ヒアリについて

ヒアリとは

ヒアリは本来南米中部に生息するアリですが、輸送の国際化に伴い、アメリカ合衆国や環太平洋地域に生息するようになり、日本でも特定外来生物に指定されました。平成29年5月から6月にかけては、神戸市や尼崎市で国内において初めて確認されました。

特徴

  • 体長約2.5mmから6mm(働きアリ)、女王アリは体長7~8mm程度
  • 全体は赤茶色で腹部が黒っぽい赤色
  • 触覚の先端が2節だけ膨らんでいる。
  • 胸部と腹部の間に2節のコブがある。(出典環境省ホームページ)

【ヒアリの特徴についての参考資料】

  • ヒアリは、攻撃性が強く、刺された場合、体質によってはアナフィラキシー・ショックを起こす可能性があるなど人体にとって危険な生物です。世界各地に定着がみられることから、いったん定着すれば根絶することは困難となるため、侵入監視、早期発見、早期駆除により定着前に根絶を図ることが極めて重要です。なお、ヒアリによく似たアリに、アカカミアリがありますが、ヒアリほど毒性はありませんが、特定外来生物にしていされていて、注意が必要なアリです。

 環境省によるヒアリ相談ダイヤル

 電話番号0570-046-110

環境省 ヒアリ相談ダイアル(外部サイトへリンク)

もしヒアリを見つけたら

令和2年6月1日現在、芦屋市内においてヒアリの個体は確認されていませんが、ヒアリを発見した場合には、少数の場合はスプレー式殺虫剤等で殺虫してください。集団や巣を見つけた場合は、絶対に刺激せず、環境省ヒアリ相談ダイアル(0570-046-110)又は、市役所環境課(0797-38-2050)までご連絡ください。

もしヒアリに刺されたら

ヒアリの毒への反応は人によって大きく異なります。刺されたときには安静にし、急激に容体が変化する場合には速やかに病院を受診してください。受診の際には、「アリに刺されたこと」「アナフィラキシーの可能性があること」を伝えてください。

 

ヒアリに似ているが、在来種のアリについて

キイロシリアゲアリの画像

下記の画像は、キイロシリアゲアリです。

ヒアリに似ているとの問い合わせがございますが、キイロシリアゲアリはヒアリではなく在来種です!

キイロシリアゲアリとは、8月から9月にかけて繁殖期を迎え、女王アリと雄アリが羽を生やして夜間の外灯などで飛翔しながら交尾し、交尾後の女王アリが新たな巣穴づくりのために多数群がり家屋にも浸入します。

キイロシリアゲアリは昔から日本に生息する在来種で、特別害をなすものではありません。

 キイロシリアゲアリキイロシリアゲアリ

キイロシリアゲアリキイロシリアゲアリ

体長は雄が約2mmから3mm、雌が約6mmから7mmで、色は黄褐色、翅は透明

ハチ

ハチは、草木の害虫である蝶や蛾の幼虫などの昆虫を捕食したり、植物の受粉の手助けをするなど、自然界のバランスを保つうえで重要な働きをしている昆虫です。最近では、ハチと人間が接することが多くなってきたため、巣を刺激し、刺されるというトラブルが起こっています。しかし、スズメバチ以外は攻撃性は少なく、おとなしい昆虫であるため、ハチの種類と特徴を理解し、できる限りそのままにしてあげましょう。

スズメバチ

スズメバチは、ハチのなかでもおおむね20から40mmと最も大きく、巣に近寄るだけで、攻撃を仕掛けてくることがあります。4月ごろから11月にかけて、きれいなマーブル模様の丸い巣を作ります。

アシナガバチ

アシナガバチは、おおむね15から25mmであり、4月ごろから家の軒下や樹木の枝に巣を作り、巣はシャワーヘッドのような形をしています。巣を刺激しなければ、襲ってくることはありません。

ミツバチ

ミツバチは、12mm前後と小さく、春になると、女王バチと働きバチの一部が新しい巣を作るために巣分かれ(分封)し、木の枝などに女王バチを中心として働きバチが塊となり、新しい巣を作るのに条件のよい場所を探す行動をとります。よい場所が見つかるまで数時間から数日の間、同じ場所に群れます。分封の間は攻撃性がないため、そのままにしておきましょう。

ハチの巣の駆除

市では、個人宅及びマンションの敷地内にあるハチの巣の駆除は行っておりません。

個人宅及びマンションの敷地内については、物件の所有者又は管理者が自らの責任においてハチの巣の駆除を行ってください。

  • 害虫駆除・相談先

 一般社団法人兵庫県ペストコントロール協会

 阪神地区代表 阪神衛材株式会社(電話番号0798-65-2309)

 

セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモ

平成9年に兵庫県下で発見されたセアカゴケグモは、芦屋市域では、当初、南芦屋浜地域で多く発見されましたが、今では市内全域で生息が確認されています。

また、セアカゴケグモの仲間である、ハイイロゴケグモも国内において確認されています。

セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモの生息場所

日当たりが良い場所や暖かい場所を好みます。排水溝の側面やふた(グレーチング)の裏、植木鉢の裏、公園の花壇やブロック、フェンスの隙間などでよく発見されています。動きの鈍くなる冬期は、自動販売機の裏や公衆トイレの電灯などの暖かい場所にひそんでいます。

ゴケグモの生態

セアカゴケグモもハイイロゴケグモも、おとなしいクモで攻撃性はなく、毒を持っている牙も短いため、素手で捕まえたり、クモに気づかずにうっかりさわらない限り、咬まれることはまずありません。

セアカゴケグモの特徴

セアカゴケグモの説明図

  • 成熟した雌の体長は、7~10mm(足を除く)・雄は、4~5mm
  • 腹部が丸い
  • 腹部に赤い砂時計模様
  • 体が黒色で、背中に赤い帯状の模様

 

 

 

 

ハイイロゴケグモの特徴haiirogokerumo

  • 成熟した雌の体長は、6~9mm(足を除く)・雄は、3~4mm
  • 腹部が丸い
  • 灰色または褐色腹部になどで、腹部背面に縁取りのある斑紋が点在

 

もし咬まれた時は

万一、咬まれた場合は、咬まれた箇所をすぐに流水で洗って清潔にし、医療機関に相談してください。

ゴケグモの注意点

ゴケグモは、気温の高い時期は活動性が高まりますので、屋外での作業は特に気をつけていただくとともに、次の注意点をご参照いただき、くれぐれもご注意ください。

  • ゴケグモを発見しても、決して素手で捕まえたりさわらないようにしましょう。
  • 植木鉢を持ち運ぶ時や庭先に置いた履き物を履く時は、クモがいないことを確認しましょう。
  • 庭の手入れや溝掃除の時は、軍手を使用するなどして、うっかり咬まれないように注意しましょう。

駆除のしかた

  • ゴケクモは市販の殺虫剤を使用するか、直接踏みつぶして駆除してください。
  • 卵のう内の卵や幼虫には、殺虫剤が効かない場合がありますので、ビニール袋に入れて踏みつぶしてください。

薬剤散布機の貸し出し

蚊・ハエ・毛虫駆除用の電動噴霧機(伸縮ポールノズル付き)、肩掛手押噴霧機を無料で貸し出しを行っています。

前もって、電話で予約をしてください。貸し出し期間は、一週間以内です。

 

空き地をきれいに

雑草類は、繁殖力が強く、放置しておくとすぐに生い茂り、害虫や火災などの発生源となる恐れがあります。

また、不法投棄の場所になる恐れもあります。

空き地の所有者は、年2回(夏・秋)は除草・清掃など、適正な管理を行なってください。なお、「緑ゆたかな美しいまちづくり条例」で、空地の所有者等の義務について定めています。

お問い合わせ

市民生活部環境・経済室環境課管理係

電話番号:0797-38-2050

ファクス番号:0797-38-2162

お問い合わせフォーム(外部サイトへリンク)(別ウィンドウが開きます)

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