パブリックコメントの募集と結果 > パブリックコメントの募集と結果(平成26年度) > 土地区画整理事業の見直し(変更素案)に関する意見募集の実施結果
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更新日:2015年2月23日
本市における土地区画整理事業については、これまでに計12の地区で事業が完了しています。
しかし、昭和36年10月に都市計画決定区域を定め、昭和40年2月に事業着手した『中部土地区画整理事業』については、一部の区域では事業を完了(平成4年1月)したものの、下図の見直し対象区域(川西町、公光町、宮塚町、打出小槌町の各一部)では事業の実施には至らず、長期間にわたり未着手の状態となっているため、この度、事業実施の必要性について検証を行ないました。
見直し対象区域図
【見直し検証結果】
『長期未着手土地区画整理事業の見直しに関する基本方針』に基づき、対象区域について検証を行なった結果、
“当初の都市計画決定の目的は達成されており、また、対象区域内の都市基盤は整備されているため、土地区画整理事業の必要性はなく、都市計画区域はいったん廃止する。なお、今後、事業化の動きがあれば、必要に応じ再度、都市計画決定の手続きを行なう。”
と、なりました。
土地区画整理事業の見直し(変更素案)について意見募集を行なったところ、次の意見をいただきました。
ご意見とそれに対する市の考え方について、下記にまとめましたので、お知らせします。
(意見募集は終了しました。)
パブリックコメント意見提出1人1件
平成26年9月25日(木曜日)~平成26年10月24日(金曜日)
市ホームページ及び市広報紙平成27年1月15日号に掲載。
1人1件
中部土地区画整理事業、公光工区中未施行の川西町部分について見直し検証結果では“当初の都市計画決定の目的は達成されており、また、対象区域内の都市基盤は整備されているため、土地区画整理事業の必要性はなく、(以下略)”としている。
一方、川西町の国道二号~鳴尾御影線間では芦屋市の重要な防災軸として避難道路にも使用されるべき芦屋川右岸線への川西町側からの幅員4m以上のアクセス道路は1本もないのが現状である。
今回見直しの未施行の川西町部分の中で芦屋川右岸線に接する宅地の北端は幅員4m未満の道路に接しているが、この道路の幅員を4m以上(できれば6m)にする事業計画を策定し、災害に対して安全安心のまちとすべく事業を実施すべき、と意見を述べる。
国道2号から鳴尾御影線の間で、芦屋川右岸線と川西町を結ぶ道路は2路線あり、現況の幅員はいずれも4m以上となっています。また、周辺の都市計画道路(芦屋川右岸線、鳴尾御影線、川西線)の整備は一定完了しており、「見直し対象区域」において、土地利用や都市環境の面から見て事業実施の必要性はないと考えます。