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更新日:2024年3月29日
そもそも緊急消防援助隊って?
緊急消防援助隊(通称:緊援隊)とは、日本における全国的な消防応援部隊のことです。
被災地の消防力のみでは対応困難な大規模・特殊な災害が発災した際、
発災地の市町村長・都道府県知事又は消防庁長官の要請により出動します!
都道府県単位の部隊編成がなされた後、出動し、被災地で災害活動を行います。
大規模な震災や災害での活動を主とした訓練を芦屋市消防署では実施しています。
気になる方はこちらをクリック!!(芦屋市消防署内のページに飛びます)
発足した契機
1995年1月17日の阪神・淡路大震災は、多くの被害者と、家屋被害を超える被害をもたらしました。
この当時、全国規模での災害派遣の体制は確立されておらず、
指揮統制や応援部隊の運用等で多くの課題が残りました。
これを契機に自治省消防庁(現在の総務省消防庁)は、1995年6月に
全国の消防機関による緊急消防援助隊制度を発足しました。
当時の制度は消防庁の要綱に基づいており、2001年の芸予地震など、
総出動回数は10回程度と決して多くありませんでした。
制度の法制化へ
2002年頃から、南海トラフ大地震などの大規模地震が発生する可能性が
高まっていることが指摘されるようになり、消防庁は検討を重ね、発生が懸念される
大規模地震にも対応できる緊急消防援助隊制度を再編成することに決定しました。
2003年6月、消防組織法に緊急消防援助隊に関する規定が新設され、正式に法的な位置付けとなりました。
法令上の施行は2004年4月になされ、新たな緊急消防援助隊となったのです。
2023年4月1日現在、6919隊が登録されています。
体制強化以降、2011年の東日本大震災など、各地の大規模災害へ出動し、
被災地の応急対策や人命救助で成果を上げています。
総務省消防庁の公式ホームページでは緊急消防援助隊に」ついてのPR動画が掲載されています。
動画の内容は、災害派遣時の映像や、消防職員のインタビューなどとなっています。
下記の動画をクリックすれば再生されます。※YouTubeから掲載
また、下記のリンクから総務省消防庁の公式ホームページにアクセスできますので、
より詳しく緊急消防援助隊について知りたい方は覗いてみてください。
全国各地から駆け付ける「緊急消防援助隊」(外部サイトへリンク)