更新日：2023年9月13日

土砂災害特別警戒区域等の指定に向けた取り組み

兵庫県では、平成26年に発生した広島市の土砂災害を受け、土砂災害警戒区域（イエロー区域）の中でも特に著しい危害が生じるおそれがあると認められる区域として、土砂災害特別警戒区域（レッド区域）に指定する取り組みを進めています。

指定スケジュール

年度	指定地区	指定種類	指定案閲覧	説明会	指定告示日
令和2年度	奥池町（1箇所）、 三条町（2箇所）※神戸市東灘区森北町と隣接	土砂災害特別警戒区域、土砂災害警戒区域	終了 令和3年1月13日～1月27日の開庁日	終了 奥池町：令和3年1月23日、三条町：令和3年1月24日	終了 （令和3年3月30日）
令和元年度	岩園町（1箇所）	土砂災害特別警戒区域	終了 （令和元年8月28日～9月11日）	終了 （令和元年8月31日・9月4日・8日）	終了 （令和元年12月27日）
平成29年度	芦屋市 全域（14箇所）	土砂災害特別警戒区域	終了 （平成29年10月4日～18日）	終了 （平成29年10月7日・8日）	終了 （平成29年12月26日）
平成29年度	三条町・山芦屋町（2箇所）	土砂災害警戒区域	終了 （平成29年10月4日～18日）	終了 （平成29年10月7日・8日）	終了 （平成29年12月26日）

土砂災害特別警戒区域に指定された場合

1）特定の開発行為に対する許可制

土砂災害防止法により、住宅分譲地や災害時要配慮者関連施設のための開発行為は、土砂災害を防止する工事が実施されるものに限って許可されます。

2）建築物の構造規制

建築基準法により、土砂災害特別警戒区域内で居室を有する建築物を新築又は増築等する場合、建築確認申請において、土砂災害により作用すると想定される土石の衝撃等に対して建築物の構造が安全であるかどうか建築確認がされます。

3）建築物の移転等の勧告

土砂災害防止法により、土砂災害時に損壊が生じ、住民の生命又は身体に著しい危害が生じるおそれのある建築物の所有者等に対し、移転等の勧告がされる場合があります。

 

土砂災害特別警戒区域及び土砂災害警戒区域内の宅地又は建物の売買については、宅地建物取引業法に基づく法定事項があります。（土砂災害特別警戒区域等である旨の重要事項説明の義務付け等）

所管

1）・3）に関すること⇒兵庫県

2）に関すること⇒芦屋市

指定地区

• 土砂災害警戒区域等の指定区域は、市役所（防災安全課）、県庁砂防課及び西宮土木事務所で確認できます。また、兵庫県ホームページの兵庫県CGハザードマップ（外部サイトへリンク）（別ウィンドウが開きます）でも確認できます。

補助制度

• 土砂災害特別警戒区域に対する補助制度（ワード：193KB）（別ウィンドウが開きます）

関連リンク

• 兵庫県における土砂災害警戒区域等の指定の取り組み（外部サイトへリンク）（別ウィンドウが開きます）