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更新日:2014年10月24日

芦屋川横断部の工事概要

芦屋川横断部の工事は、河川管理と密接なこと等から、河川管理者である兵庫県に委託しました。(なお、芦屋川横断部の環境対策や地下歩道の防犯対策等の関連工事は、芦屋市が施工しています。)

概要

  • 施工  兵庫県・芦屋市
  • 工事期間  平成17年10月中旬~平成22年10月24日
  • 施工区間  松ノ内町~月若町
    延長303m(トンネル部分131m)
    幅員27~34m(車道・側道・歩道)

道路の構造・施設について

  • 芦屋川及び芦屋川右岸線・左岸線・県道奥山精道線の下を通るトンネル構造です。
  • トンネル内の歩道は、幅4mで、北側に設置しています。(車道部とは別のボックス構造物になります。) また、高齢者や車いすの方の利用に配慮し、斜行型エレベーターを設置するとともに、防犯対策として非常ベル等を備えています。
  • 県道奥山精道線への接続や、掘割部(下図参照)沿道利用のため、側道を設置しています。

都市計画道路山手幹線芦屋川地下横断工区

堀割部断面図

トンネル部断面図

芦屋川横断部(トンネル)工事方法について

鉄樋工法イメージ図

鉄樋工法イメージ図

芦屋川横断工事は、鉄樋(てっぴ)工法で行ないました。

鉄樋工法とは、芦屋川横断部に鉄製の樋(とい)で仮の水路を作って芦屋川の水を受けるとともに、芦屋川の両岸の道路に覆工板を設置して車両の通行を確保した上で、その下を掘削しトンネルを構築する工法です。鉄樋を設置する工事は河川の治水上の安全を考慮し、雨の少ない時期(非出水期:11月~5月)に行ないます。これは、梅雨、台風シーズン等の時期((出水期:6月~10月)は、降雨量が多く、河川氾濫の危険性が高いことから、この時期に河川関連の工事を行なうことは一般生活に対する危険性が高いためです。

鉄樋の設置工事は河川を半分ずつ締め切って行ないました(半川締切)が、神戸海洋気象台開設以来100年以上の観測データから、最大降雨量にも耐えられる河川断面を確保しました。また、半川締切の安全性については、京都大学防災センターで模型実験を行ない、安全性を確認しました。

鉄樋(てっぴ)工法

施工イメージ図

施工イメージ図

施工順序のイメージ図

 

横断部工事Q&A

  • Q   今回の鉄樋工法はどのように決定したのですか?
  • A   学識経験者3名と行政側から兵庫県4名、芦屋市2名の計9名からなる工法検討委員会を平成15年度に兵庫県が設置し、非開削工法(シールド工法・パイプルーフ工法)と開削工法(上から土を排除する)について、治水安全性・施工性・経済性など総合的観点から検討した結果、開削工法の鉄樋工法が最適工法と選定され、採用しました。
  • Q   なぜ、橋梁(橋を架ける)にしないのですか?

 橋梁案の図

  • A   橋梁案の場合、治水安全上河川断面を確保するために、橋けた下端を堤防の高さ以上とする必要があることや、県道奥山精道線の建築限界(車が安全に走行するのに必要な高さ)を確保する必要があり、その結果、右左岸の道路が約3m程度高くなり沿道のマンション、店舗等の出入りに支障をきたすとともに、山手幹線の側道を設ける範囲が広がり、用地の追加買収が必要になります。さらには、橋を架けることで芦屋川周辺の景観を大きく損ねることとなり、これらの理由により橋梁案は採用できませんでした。
  • Q   環境を守るため非開削工法は採用できないのですか?
  • A   (1)シールド工法とした場合、土被り(川底からトンネル上面までの距離)が10m以上必要となり、周辺道路との接続ができなくなります。また、取付区間が広がり、追加買収や追加補償が必要です。そのため、それにかかる費用及び工期等の理由により採用できませんでした。
    (2)パイプルーフ(鋼管・直径80cm)等の補助工法を併用した推進工法の場合には、開削工法に比べて土留杭本数が少なく、騒音振動が軽減されます。また、右左岸線を開削する必要がないこと等の利点がありますが、最も重要な治水安全性に問題があり、加えて工事費が高いこと、工期が長くなることから採用できませんでした。
  •  

 

 

写真1:芦屋川河川内(平成19年2月)
写真1:芦屋川河川内
(平成19年2月)

写真2:芦屋川河川内(平成19年2月)
写真2:芦屋川河川内
(平成19年2月)

写真3:鉄樋(てっぴ)据付状況(平成19年2月)
写真3:鉄樋(てっぴ)据付状況
(平成19年2月)

写真4:月若公園内(平成19年2月)
写真4:月若公園内
(平成19年2月)

写真5:月若町4番街区(平成19年2月)
写真5:月若町4番街区
(平成19年2月)

写真6:松ノ内町3番街区北側(平成19年2月)
写真6:松ノ内町3番街区北側
(平成19年2月)

写真7:松ノ内町3番街区北側(平成19年2月)
写真7:松ノ内町3番街区北側
(平成19年2月)

写真8:月若町側掘削状況(平成19年9月)
写真8:月若町側掘削状況
(平成19年9月)

写真9:河川下掘削状況(平成19年10月)
写真9:河川下掘削状況
(平成19年10月)

写真10:松ノ内町側掘削状況(平成19年11月)
写真10:松ノ内町側掘削状況
(平成19年11月)

写真11:芦屋川河川内(平成19年12月)
写真11:芦屋川河川内
(平成19年12月)

写真12:芦屋川河川内(平成19年12月)
写真12:芦屋川河川内
(平成19年12月)

写真13:鉄樋(てっぴ)設置状況(平成19年12月)
写真13:鉄樋(てっぴ)設置状況
(平成19年12月)

写真14:月若公園内(平成19年12月)
写真14:月若公園内
(平成19年12月)

写真15:月若町4番街区(平成19年12月)
写真15:月若町4番街区
(平成19年12月)

写真16:松ノ内町3番街区北側(平成19年12月)
写真16:松ノ内町3番街区北側
(平成19年12月)

写真17:松ノ内町3番街区北側(平成19年12月)
写真17:松ノ内町3番街区北側
(平成19年12月)

写真18:月若町取付部現場内(平成19年12月)
写真18:月若町取付部現場内
(平成19年12月)

写真19:河川鉄樋下現場内(平成19年12月)
写真19:河川鉄樋下現場内
(平成19年12月)

写真20:松ノ内町取付部現場内(平成19年12月)
写真20:松ノ内町取付部現場内
(平成19年12月)

写真21:月若町取付部現場内(平成20年6月)
写真21:月若町取付部現場内(平成20年6月)

写真22:河川鉄樋下現場内(平成20年6月)
写真22:河川鉄樋下現場内(平成20年6月)

写真23:河川鉄樋下現場内(平成20年6月)
写真23:河川鉄樋下現場内(平成20年6月)

写真24:松ノ内町取付部現場内(平成20年6月)
写真24:松ノ内町取付部現場内(平成20年6月)

写真25:河川復旧状況(平成21年1月)
写真25:河川復旧状況(平成21年1月)

写真26:松ノ内町3番街区北側(平成21年1月)
写真26:松ノ内町3番街区北側(平成21年1月)

写真27:月若町取付部現場内(平成21年1月)
写真27:月若町取付部現場内(平成21年1月)

写真28:右岸二重締切部掘削状況(平成21年1月)
写真28:右岸二重締切部掘削状況(平成21年1月)

写真29:左岸二重締切部掘削状況(平成21年1月)
写真29:左岸二重締切部掘削状況(平成21年1月)

 

お問い合わせ

都市建設部都市整備課都市整備係

電話番号:0797-38-2074

ファクス番号:0797-38-7974

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