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更新日:2023年12月8日
芦屋市には約2万年の歴史があり、様々な種類の歴史文化遺産が数多くあります。
これら芦屋のかけがえのない歴史文化遺産を後世に残すために、市内の古墳から出土した貴重な金属製の副葬品などの保存処理や、古文書や古写真などのデジタル化を行ないます。
これまでの取り組みの成果について
【目標金額:年間200万円】
金属がとても貴重だった弥生時代や古墳時代の遺跡から出土する金属器は、当時の社会や生活を知ることができる大切な文化財です。
しかし、これらは劣化しやすく、後世に残していくためには特殊な保存処理を施す必要があります。また、金属器を適切に保存処理し、今後、適切に保管するためには、科学分析を行ない、それらの構造や材質などを明らかにする必要があります。
令和3年度(2021年度)は、山芦屋古墳(芦屋市山芦屋町)から出土した金銅装の馬具をはじめとする金属製品の保存処理・科学分析を実施し、当時の姿が甦りました。今後、適切に保管し、将来へ継承します。
【画像】今回、保存処理・科学分析を実施した山芦屋古墳出土金銅装馬具など
古文書や古写真は、芦屋の人々がどんな暮らしを送ってきたのかを鮮明に伝えてくれます。しかし、劣化しやすいため、正確な情報を後世に残していくためには、劣化する前にデジタル化する必要があります。また、デジタル化することにより、さまざまな場面で情報を活用することが可能になります。
また、取り組みの一部を市ホームページで公開しています。
【画像】大正時代の絵はがき「芦屋停留所附近」(カラー処理)