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更新日:2023年9月30日
「防災倉庫」という言葉を聞いたことがありますか?
市内の公共施設などを探してみると、防災倉庫と書かれた倉庫があります。
消防署では、定期的に消防車両で市内の防災倉庫を見て回り、倉庫内の点検をしています。
保管状況や数に過不足がないか、チェックしていきます
こちらが防災倉庫です
災害発生時や日常の訓練にも使用できるよう、市内42か所に防災倉庫が設置されています。
初期消火用、救助用、救護用の資機材や小学校などの拠点避難所には食料などの備蓄品も配備しています。
いつ使うの?
誰が使うの?
なにが入っているの?
意外と知られていない防災倉庫の秘密に迫ります。
ところ狭しと物品がズラリ
【様々な工具やヘルメット、手袋など】
【ガスを動力源にした発電機。家庭用のガスボンベ2本で稼働します】
【大型の炊飯器。なんと7升炊きです】
【食器やガス缶、救急箱なども揃っています】
阪神・淡路大震災の際に、地域での救助・救護の必要性が大となった経験を踏まえ、大規模な災害時、地域住民が初期消火、救助、救護ができるように防災倉庫に資機材が配備されました。
消防署としては、市役所の防災安全課と連携し、防災倉庫の資機材の維持管理に努めています。
有事の際、手に取って使うのはあなたかもしれません。
地域の防災訓練等に参加して、実際に資機材を触り、どう使えばいいのか日頃から確認しておきましょう。