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更新日:2023年10月1日
本来、人は年齢に応じた経験を重ね、家庭における親子関係をはじめとした人間関係を築き、社会に参加し、そして自立していくものですが、不登校やひきこもり、若年無業者(ニート)の子ども・若者は、これらの経験をかさねる機会を十分に生かせず、年齢相応の社会経験を積む機会を失ったり、ひきこもり状態の長期化により社会から孤立したりする状態にあります。そのため再び社会参加しようと思っても、同世代の大半が既に次の課題に向き合っているところに合流し、一緒に進み始めることは容易なことではありません。彼らの社会参加を促すためには、育ち直しを支える丁寧なケアと家庭的・社会的な支援が必要となります。
以上の認識に立って、本市では、子ども・若者が遊び等を通じた豊かな社会的経験を重ねるために既存の公共施設の有効利用を含む環境整備や、子ども・若者、親、そして地域住民への情報発信を行ない、不登校やひきこもりの状態にある子ども・若者が、人とのつながりの中で、自分らしさを取り戻し、社会の中で自分の居場所を見つけ、自立に向かって動き出せるように支援を行ないます。
平成27年度から平成31年度までの5年間
子ども・若者が成長するための基盤となる基本的な生活習慣や、基礎的な体力・学力及び社会の変化の中で健全に成長する力を身に付け、「豊かな人間力」を育み、創造性とエネルギーを地域社会で生かすことができるように支援します。
ひきこもり、いじめ、不登校、非行、暴力行為等の課題に対応する多様な機関の連携による総合的相談・支援体制を整備するとともに、豊かな資質と可能性を秘めた子ども・若者の社会的・経済的自立を支援する環境を整えます。
子ども・若者の成長と自立を支援するという自覚と責任を持って行動するよう、大人自身の意識改革を進めるとともに、急激に進展する情報化社会への対応や、子ども・若者の福祉を害する犯罪被害等の防止対策を進め、民間事業者を含む社会全体で、子ども・若者が心豊かに成長できる環境と寛容なコミュニティづくりに取り組みます。
芦屋市子ども・若者計画「概要版」(PDF:1,329KB)(別ウィンドウが開きます)
芦屋市子ども・若者計画計画冊子
1_表紙(表紙から目次まで)(PDF:3,735KB)(別ウィンドウが開きます)
2_本編(1章から2章まで)(PDF:1,288KB)(別ウィンドウが開きます)
3_本編(3章から裏表紙まで)(PDF:3,211KB)(別ウィンドウが開きます)
青少年問題協議会は「芦屋市子ども・若者計画」の策定にあたり議論を重ね、それをもとに、平成28年3月18日の総合教育会議にて、市長及び教育長に提言を行ないました。