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更新日:2022年5月6日
芦屋市市街地北東部の山麓丘陵から西宮市にかけて分布する古墳群で、立地する地形から、剣谷、苦楽園、老松町、岩ヶ平、朝日ケ丘の5つの支群を設定しています。芦屋市内ではこれまで60基以上の古墳が確認されています。
岩園天神社本殿北側の森林にある古墳で、横穴式石室が露出しています。石室の現存長は約8メートル。6世紀後半ころの築造と考えられます。
岩園天神社の境内南部にある古墳で、南西斜面に横穴式石室の一部が露出しています。6世紀後半ころの築造と考えられます。また、古墳の上には、安政5年(1858)銘のある、役小角像が建てられています。役小角(伝634-701)は飛鳥時代から奈良時代の呪術者で、修験道の開祖とされる人物です。なお、役小角像には、徳川大坂城東六甲採石場の残念石が転用されています。