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更新日:2022年10月4日

徳川大坂城東六甲採石場

概要

元和6年~寛永6年(1620~1629)の徳川大坂城の築城に伴う採石場跡の一つで、神戸市東灘区と芦屋市域、西宮市域に広がっています。地形などから6つの刻印群に分類していますが、芦屋市域には城山刻印群、奥山刻印群、岩ヶ平刻印群の3つが分布しています。

採石場跡では、採石に携わった藩や家臣などを示す印が彫られた「刻印石」や、石材を割る矢(クサビ形の道具)を打ち込むための矢穴の痕跡が残る「矢穴石」や「割石」など、採石の痕跡が数多くみつかっています。採石された石材は、浜辺まで運搬され、そこから船で大阪湾を通って大坂城に運ばれました。呉川遺跡等では、当時、浜辺に集積されたものと考えられる刻印石などが出土しています。

大坂城に運ばれず、採石地に残された石材は「残念石」と呼ばれており、芦屋市内でもさまざまな場所で出会うことができます。

見学できる石材(残念石)

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