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更新日:2026年10月15日
「富田砕花賞」は、平成2年に詩人富田砕花生誕100年・芦屋市制施行50周年を記念するとともに、富田砕花の多彩な業績を顕彰するため創設されました。
毎年国内外問わず多くの応募があり、この賞にふさわしい詩集を決定してきました。
歴代応募詩集・受賞詩集一覧(PDF:174KB)(別ウィンドウが開きます)
受賞者:恵矢(けいや)氏
受賞作品:『ピープルライクユー』(思潮社)

恵矢(けいや)
東京都葛飾区の下町に、ダウン症の兄をもち、生まれ育つ。13歳で出会ったシュタイナーに惹かれて18歳で単身渡独。スイスで言語造形(朗読・演劇・言語療法)を学ぶ。ハンガリーの私大で講師、オイリュトミーへの舞台朗読。10年のヨーロッパ滞在後、帰国。早稲田大学第二文学部卒業。13歳から書いてきたが、ドイツ文学の翻訳、起業から法人経営まで、人生のたくさんのアップダウンを経て、「ピープルライクユー」にたどり着いた。
出会いの偶然性を詩集は描く。百貨店の地下の食品売り場に居たホームレスの女性から香りを感じ、生き直すきっかけをつかむが、女性は警備員に連れていかれる。天使を追い出す暮らしだと、共に在ることの痛みを抱く。表紙に白い鳥、空の彼方を透視する歴史の天使にみえる。他者との関わりから言葉の倫理を探求する姿は美しい。
令和8年度は全国から105詩集の応募がありました。選考は応募詩集の中から候補作品を推薦委員が推薦し、その中から選考委員が選んでいます。令和8年度は8月の推薦委員会及び9月の選考委員会を経て、受賞作品が決定しました。推薦委員会により選出された最終候補作は下記のとおりです。
|
作品名(50音順) |
著者名(敬称略) |
|---|---|
|
孤牛 |
森水陽一郎 |
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小児科医のためのレクイエム |
横尾憲孝 |
|
日付 拙いことば |
松波/和泉翔 |
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ピープルライクユー |
恵矢 |
|
フェルドマンの手帖 |
鈴木智之 |
| 真っ白な美しい骨 | 尾崎美紀 |
非公開
河津聖恵・季村敏夫・たかとう匡子(50音順・敬称略)
今回応募された105詩集は、富田砕花旧居(別ウィンドウが開きます)(芦屋市宮川町4番12号)で展示します。
期間:令和8年11月贈呈式後から1年間
対象
令和7年7月から令和8年6月末日までに刊行された奥付のある詩集。
ただし、翻訳・アンソロジー・復刻及び遺稿詩集等は除く。
主催:芦屋市・芦屋市教育委員会
協力:富田砕花顕彰会
後援:兵庫県・兵庫県教育委員会・神戸新聞社