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更新日:2014年12月8日
日常生活での不安について
不安の度合いの高いのは、第1番目が「自分や家族の健康」27.4%、「収入や生活費」26.1%、「自分や家族の老後」22.3%の順でした。第2番目は、「老後」30.6%、「健康」28.0%「収入」11.3%と順位が入れ替わり、第3番目では「自然環境や災害」24.9%が最も多くなりました。
地域での助け合いについて
「声をかけて手伝う」の回答が43.2%、逆に「何もしない」が11.1%。「管理組合に相談」「自治会に相談」「市役所に相談」等をあわせて「どこかに相談する」という回答は約35%でした。
芦屋市が力を入れて取り組むべきこと
多いものから順に、「高齢になっても障がいがあっても(誰もが)安心して暮らせるまちづくり」を69.4%、「医療サービスの充実」を51.1%、「防犯・防災対策の充実」を37.4%のかたが選択しています。
住民自身はどうすればよいと考えるか
多いものから順に、「互いの生き方を尊重し、地域で孤立する人がないよう互いに思いやりの気持ちを持つ」を72.8%、「地域行事や活動に積極的に参加」を40.0%、「行政機関と連携をとりながら、地域のまちづくりに積極的に参加」を35.1%のかたが選択しました。また、「行政にまかせる」という回答は11.6%でした。
「寄附」による社会貢献について
「使い道を限定」したり、「使い道を報告」すれば寄附してもよいとの回答が、あわせて52%を超えました。「寄附したくない」14.3%に、「その他」1.3%、「無回答」5.5%を合わせた21.1%を寄附したくない意向であると考えても、回答者の約8割のかたがなんらかの形の寄附による社会貢献の意向を持っているとの結果が出ました。
福祉の情報について
普段利用しているものは多いものから順に、「広報あしや・CATV」を75.2%、「新聞」を39.1%、「市の冊子・パンフレット」を30.7%のかたが選択し、次いで多いのが、「テレビ・ラジオ」25.6%、「家族や知人の口コミ」24.6%でした。
役に立つと思うものもよく利用しているものと同じ順位で、多いものから順に「広報あしや・CATV」78.7%、「新聞」35.9%、「市の冊子・パンフレット」32.9%となった。
「成年後見制度」について
「言葉は聞くが制度は知らない」「まったく知らない」をあわせると、58.2%のかたが成年後見制度を知らないという結果となりました。また、「制度は知っているが今のところ活用しなくてよい」が36.3%、「活用している」「手続き中」「活用したいが手続きが分からない」はあわせて6%未満でした。
ユニバーサルデザインについて
「聞いたことがない」42.5%、「言葉は知っているが考え方は知らない」31.6%、「言葉も考え方も知っている」25.9%と、ユニバーサルデザインという概念があまり知られていないことがうかがえます。
普段最もよく利用する鉄道駅について
JR芦屋50.1%、阪神芦屋25.1%、阪神打出16.5%、阪急芦屋川8.1%の順でした。
自宅から駅までの移動手段について
徒歩のみが51.6%。続いてバスが23.8%、自転車・バイク利用が11.6%の結果でした。車いすやベビーカーの利用者はあわせて3.5%でした。
最もよく利用する駅のバリアフリー化について
駅舎や駅周辺のバリアフリーについては、「特に不便はない」との回答は28.4%で、67%のかたがバリアフリー化の必要性を感じていることがわかりました。
福祉の相談窓口について
「民生委員・児童委員」「市の相談窓口」「保健センター」については、いずれも約70%のかたが知っていると回答しました。
また、利用については、「保健センター」が28.7%、「市の相談窓口」が25.7%のかたが利用したことがあると回答しています。その他の相談窓口の利用経験は少なく、よく知られている「民生委員・児童委員」も5.4%でした。
芦屋のよいところだと思うことについて
48.4%のかたが、「まちのサイズが適当」と回答しています。次に多いのは、「高齢者が安心して住める」26.0%、「子育ての環境がよい」24.9%でした。
芦屋のまちのよくないと思うことについて
「人のつながりを大切にしない」は24.0%、「保健医療サービスが悪い」は21.5%でしたが、他はほぼ10%程度の回答でした。
今後の芦屋のまちづくりで大切にしていくべきだと思うことについて
「誰もが住み慣れた地域で暮らしていけるインクルージョンのまちづくり」が56.5%と最も多く、次いで「子どもの安全をみんなで守る地域づくり」47.5%、「身近な相談窓口をつくる」39.3%となりました。
あなたが「自分のまち」と感じる範囲について
46.9%が「芦屋市」と回答しているが、次は「自分の住む町内」25.6%となっており、町内からいきなり市全体へまち意識が一気にとんでいることがうかがえました。地域コミュニティの横の連携の状況を表しているともいえます。
自治会への加入について
「加入している」が71.0%、「加入していない」が19.7%、「加入しているかどうかわからない」も9.3%ありました。
加入しない理由について
多いものから順に、「加入する機会がない」31.4%、「加入方法がわからない」21.9%、「加入するメリットがない」16.9%となりました。また、「マンションの管理組合に加入しているから」という回答も11.2%ありました。
地域行事や地域活動の認知度と参加について
地域の行事や活動でよく知られているのは、多いものから順に、「秋祭りなどの地域のイベント」76.6%、「コミスク」64.8%、「子ども会」62%、「PTA」56.5%、「老人クラブ」54.7%でした。
また、参加したことがあるのは、「秋祭りなど地域のイベント」が36.4%で最も多く、次いで「コミスク」26.3%、「PTA」22.5%となりました。
近隣との付き合いの程度について
「あいさつ程度」が39.5%で最も多く、次いで「おすそ分けや世間話程度」が37.2%、「困った時は助け合える」関係は15.3%でした。
近隣との付き合いをどう思うかについて
77.9%のかたが近隣とのつきあいは「現状でよい」と回答しており、「もっと関わりたい」は14.8%、「減らしたい」人は0.9%でした。
近隣との付き合いの程度と関わりたいと思うかどうか
家族以外で最も大切にする人とのつながりについて
多いものから順に、「地域や近隣の人」36.5%、「学校の仲間」17.1%、「生涯学習や趣味の仲間」15.6%、「職場の仲間」15.3%となりました。
「つながりを求めない」という人は7.6%でした。
集いの場について
普段の生活の中で、ちょっと気になることがあったり、ちょっと困ったことが起こったとき、誰かと集まって相談できるような場所は、「個人の家」22.7%、「地域の集会所」21.6%、「公共施設」19.4%となり、公的な拠点をあわせると41%でした。
災害時に避難等の手助けについて
地域の人や自主防災会などの地域組織と協力して避難等の手助けが「できる」と答えたかたは44.0%、「わからない」42.0%、「できない」14.0%となりました。具体的な仕組みや方法があれば、多くの人が何かの手助けができる可能性を示しています。
ボランティア活動の経験について
「今までしたことがないが今後してみたい」が最も多く40.2%、「今後もするつもりはない」が25.1%、「以前はしていたが、現在はしていない」21.9%、「現在している」は12.8%でした。「今後してみたい」の回答は、30代から50代で高くなっています。
<活動分野>
活動している人、今後したい人の分野内容は、多いものから「地域の清掃・美化」「高齢者支援」、次いで「自然環境保護」「教育・生涯学習」「子育て支援」「障がいのある人の支援」となりました。
<活動場所>
60.3%が芦屋市内での活動で、次いで阪神間が20.7%となり、身近な地域で活動している人が多いことがわかります。
ボランティア活動が活発になる条件について
「情報入手しやすくする」が46.0%で最も多く、「学校教育での啓発」16.6%が続きました。
ボランティア活動に関する情報の入手
「広報あしや・CATV」が55.7%、「テレビ・ラジオ・新聞」が23.3%、「友人知人」が23.8%で、公的情報、マスメディア、口コミの3つが有力な情報入手の方法になっている実情がうかがえます。「入手できない」の回答も4.1%あり、情報入手のための環境がまだ十分に整っていないこともうかがえます。
NPO法人(特定非営利活動法人)について
「自分は参加も支援もしないが、必要だ」38.4%、「必要だから行政は支援すべきだ」15.5%をあわせると、過半数が「必要」と回答しています。NPOに「参加している」か、「以前に参加したことがある」があわせて14.3%ある一方、「必要と思わない」は4.6%、「よくわからない」という人も27.2%あり、NPOがまだよく理解されていない現状もうかがえます。