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更新日:2018年2月6日
掲載している相談事例は、参考例として掲載しています。似たようなトラブルであっても、個々の契約状況や発生時期等により、解決内容は違ったものになることもありますので、ご自身で判断せず、困ったときは、消費生活センターへご相談ください。
お気に入りのジャケットをクリーニングに出したら、シミがついて返ってきました。店に申し出ると、出す前からあったのではないかと言われ、納得できません。
クリーニングのトラブルは店に原因がある場合だけではありません。消費者が知らずに付けてしまったシミや、虫害などが原因で、クリーニングにより変色や穴あきが顕在化する場合があります。シミの原因がクリーニングによるものか、衣服自体によるものかなどを調べる必要があります。衣服についている洗濯表示を確認するとともに、シミの部分を写真で撮影したうえ、早めにクリーニング店に洗濯方法などを確認しましょう。店の過失などにより、預かった品物に損傷を与えた場合は、基本的には業界の自主基準であるクリーニング事故賠償基準をもとに対応を求めることになっていますので、この基準を目安として、クリーニング店に申し出ましょう。ただし、賠償を求められる期間に限りがあります。
トラブルを防ぐために、クリーニングに出した点数や種類、シミの有無、衣料品の処理方法など、店との間でお互いに確認しましょう。また、一対で使用するスーツ等で、一部のみをクリーニングに出すときは、一対物である旨を伝えておきましょう。
クリーニングに出したワンピースの引き取りにいくと、すぐに用意できないのでまた連絡する、と言われました。その後、1週間経っても連絡がないので、こちらから連絡すると、紛失しておりまだ見つかっていないと言われました。このまま見つからない場合、賠償してもらえるのでしょうか。
店の過失などにより、預かった品物を紛失した場合などは、基本的には業界の自主基準であるクリーニング事故賠償基準をもとに対応を求めることになっていますので、この基準を目安として、クリーニング店に申し出ましょう。ただし、賠償を求められる期間には限りがありますので、なるべく早く申し出ましょう。
トラブルを防ぐために、クリーニングに出した点数や種類、シミの有無、衣料品の処理方法など、店との間でお互いに確認しましょう。複数点出しているときは、受け取り時に特に注意しましょう。また、一対で使用するスーツ等で、一部のみをクリーニングに出すときは、一対物である旨を伝えておきましょう。