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更新日:2024年2月20日
毎年、この時期に芦屋市では防災総合訓練を実施しております!
今年度のテーマは「災害からの避難」
テーマに応じた催しを通じて、自宅での安全確保や避難所での生活など、
自らのいのちをつなぐための選択肢を増やしましょう!
総合防災訓練についてのページがありますので、こちらも合わせてご覧ください!
当日の様子をお届けします♪
小さなお子様から大人の方まで目に留まったのは車両展示のコーナーではないでしょうか?
普段じっくり見ることができない車両の数々が、イベント会場に集結しました!
※撮影及びホームページへの掲載許可は頂いております。
災害活動用高床バン型車・パトカー(警ら用無線自動車)
写真右側はみなさんお馴染みのパトカーです。
市内で発生した事件・事故等の現場へいち早く駆け付けるための緊急車両です。
写真左側の車両は災害活動用高床バン型車といい、
被災地や山間部といった悪路での救助現場に駆け付ける緊急車両です。
1/2tトラック
続いては自衛隊の車両です。見た目からジープのイメージが強いですが、
実は日本の自動車メーカーの三菱自動車製なんです。
ほぼすべての自衛隊の部隊に装備されています。
主に人員や資材の輸送に使用されています。
対策本部車
災害現場における情報収集、応急対応の対策検討や現場指揮などの
現地対策本部として活躍する車両です。
1月1日に発生した能登半島地震でも被災地に出動しています。
続いては水消火器の取り扱い訓練のコーナーです。
こちらも幅広い年齢層の方に参加していただきました。
消火器の使用方法は簡単で、
①「黄色のピンを抜く」
②「ノズルを外し、火元に向ける」
③「レバーを握る」
上記の3ステップで消火器を使用することができますが、消火器の場所を把握することも大切です。
お住まいのマンションやお勤め先の建物で消火器のある場所を確認しましょう♪
こちらは芦屋市消防署特別救助隊による救助演技になります。
訓練想定は「震災により倒壊した建物に挟まれている要救助者を救出。」というものでした!
隊長が隊員らを整列させ現場の状況やそれぞれの隊員に対して指示を出します。
要救助者が倒壊建物に挟まれています!
灰色のボンベから伸びているホースの先にあるのが空気型マットジャッキといいます。
マットの中に空気が入り、車両や重量物などを持ち上げるための資器材です。
一番大きなマットで最大76tまで持ち上げることができます。
倒壊建物に挟まっている要救助者を救出完了!もう1名倒壊建物内にいるとの情報あり!
ジャパンケネルクラブの災害救助犬による検索が開始されました!
ジャパンケネルクラブは大規模な災害に災害救助犬を派遣し、行方不明者の検索などで活動しています。
1月1日に発生した能登半島地震でも被災地に出動しています。
災害救助犬が反応した場所に開口部(出入りができる場所)を設定します。
大きな木材などが障害になっているため、チェーンソーで障害物を切断します!
要救助者発見!救出開始!
要救助者を乗せているオレンジ色の担架は船形担架といい、
人の手で持つ、引きずる、クレーンなどで吊り上げるなど、多様な使い方ができます。
倒壊建物内の要救助者を救出し、訓練を終了しました。
足元が悪い中でしたが、たくさんの方に足を運んでいただきました。
今年度のテーマである「災害からの避難」
訓練を見学していただいたことにより、
少しでも皆さんが災害に備えるキッカケになれば幸いです。
あなた自身、あなたの大切な人を守るため。
今一度災害が発生したときの行動や準備をしましょう。