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更新日:2024年4月8日

子宮頸がん予防(HPV)ワクチンキャッチアップ接種について

公費による無料接種は令和7年3月31日までです。

接種は合計3回で、標準的な接種間隔の場合、接種完了までに約6か月間かかります。

2024年9月末までに1回目の接種を開始した場合、標準的な接種間隔で3回の接種を完了することができます。

接種を希望する方は、お早目の接種をご検討ください。

 

  • 子宮頸がん予防ワクチン(以下、HPVワクチンという。)は平成25年4月1日より定期接種となりましたが、平成25年6月14日に厚生労働省の通知により、副反応の発生頻度等が明らかになるまでの間、積極的な勧奨を見合わせることとなりました。その後、HPVワクチンの安全性について、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められ、令和3年11月26日に厚生労働省健康局長の通知により、平成25年6月14日の通知を廃止し、当該見合わせを終了させることが妥当とされました。
  • また、積極的勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方に対しては、公平な接種機会を確保する観点から、時限的に、従来の定期接種の対象年齢を超えて接種を行なうこと(キャッチアップ接種)となりました。
  • HPVワクチンの接種にあたっては、接種による有効性と副反応が起こるリスクについて医療機関で説明を受け、十分に理解したうえで受けるようにしてください。
  • 接種される前に、HPVワクチン接種について、改めてご理解いただくために、「キャッチアップ接種リーフレット(PDF:2,197KB)(別ウィンドウが開きます)」も併せてご参照ください。

対象年齢

平成9年4月2日から平成20年4月1日生まれの女性

対象期間

令和7年3月31日まで

対象期間が過ぎてからの接種は全額自己負担になります。

接種回数、接種間隔

一定の間隔をあけて、同じワクチンを合計2回または3回接種します。接種するワクチンや年齢によって、接種のタイミングや回数が異なります。
3種類いずれも、1年以内に規定回数の接種を終えることが望ましいとされています。

シルガード9(9価ワクチン)

2回または3回接種が必要です。

1回目の接種を15歳になるまでに受ける場合

6か月の間隔をおいて2回

11回目と2回目の接種は、少なくとも5か月以上あけます。5か月未満である場合、3回目の接種が必要になります。

1回目の接種を15歳になってから受ける場合

2か月の間隔をおいて2回接種した後、1回目の接種から6か月の間隔をおいて1回。

2・32回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の2か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上(※2)、3回目は2回目から3か月以上(※3)あけます。

シルガード9説明書(PDF:695KB)(別ウィンドウが開きます)

ガーダシル(4価ワクチン)

3回接種が必要です。

2か月の間隔をおいて2回接種した後、1回目の接種から6か月の間隔をおいて1回。

2・32回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の2か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上(※2)、3回目は2回目から3か月以上(※3)あけます。

ガーダシル説明書(PDF:816KB)(別ウィンドウが開きます

サーバリックス(2価ワクチン)

3回接種が必要です。

1か月の間隔をおいて2回接種した後、1回目の接種から6か月の間隔をおいて1回。

4・52回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の1か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上(※4)、3回目は1回目から5か月以上、2回目から2か月半以上(※5)あけます。

サーバリックス説明書(PDF:83KB)(別ウィンドウが開きます)

接種を中断された方や交互接種の取扱いについて

  • 過去にHPVワクチンの接種歴があり、長期にわたり接種を中断していた方は、残りの回数の接種(2・3回目または3回目)がキャッチアップ接種に該当します。
  • 過去に接種歴のあるワクチンと同じワクチンを使用することを原則とします。過去に接種したワクチンと異なる種類のワクチンを接種する場合は、接種回数や接種間隔について、医師へご相談ください。また、過去に接種したワクチンの種類が不明の場合は、医師と被接種者等がよく相談の上、ワクチンの種類を決めてください。異なる種類のワクチンが接種された場合(交互接種)でも、安全性に関する大きな懸念はない旨、国から示されています。

費用・持ち物

  • 費用:無料
  • 持ち物:母子健康手帳や予防接種済証等、過去の接種歴がわかるもの。

実施医療機関(個別接種)

市が定期予防接種を委託している医療機関で実施しています。接種の際は事前にご予約をお願いします。

市内の実施医療機関は下記リンクよりご確認ください。

定期予防接種実施医療機関について(別ウィンドウが開きます)

相談窓口

ワクチン接種後の気になる症状や学校生活等についての総合相談窓口を兵庫県が常設しています。

相談窓口

相談例

電話番号

衛生部門

(健康福祉部感染症等対策室感染症対策課)

接種後、時々頭痛があるが、副反応か?

078-362-3264

教育部門

(教育委員会事務局体育保健課)

症状があり、通学や学習に不安がある。

078-362-3789

HPVワクチン接種後に生じた痛みの診療

HPVワクチン接種後の副反応(主として痛み、しびれ、脱力など)について被接種者とそのご家族に対して適切な医療を提供するための診療体制が整備されています。相談窓口の開設や、協力医療機関についての詳細は、以下の厚生労働省ホームページをご覧ください。

協力医療機関での受診を希望される場合は、HPVワクチン接種を受けた医療機関へ接種後の症状について受診・相談してください。その後、当該医療機関の医師から協力医療機関へ紹介する手続きとなります。

厚生労働省ホームページ(ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関について)(外部サイトへリンク)(別ウィンドウが開きます)

 令和4年3月31日までに自費で受けたHPVワクチン接種費用の費用助成(償還払い)について

積極的勧奨を差し控えている間に接種機会を逃した方で、定期接種の年齢を過ぎて、令和4年3月31日までに自費でHPVワクチン接種を受けた方に対し、接種費用の助成(償還払い)を実施します。

対象者

下記すべてに該当する方が対象です。申請は、予防接種を受けた本人またはその保護者からに限ります。

  1. 令和4年4月1日時点で芦屋市に住民登録があること。(被接種者が死亡している場合は対象外です。)
  2. 平成9年4月2日から平成18年4月1日までに生まれた女性であること。
  3. 16歳となる日の属する年度の末日(高校1年生相当の3月31日)までにHPVワクチンの定期接種において3回の接種を完了していないこと。
  4. 接種日が、17歳となる日の属する年度の初日(高校2年生相当の4月1日)から令和4年3月31日までの間であること。
  5. 日本国内の医療機関でサーバリックス(2価ワクチン)又はガーダシル(4価ワクチン)の任意接種を受け、実費を負担したこと。
  6. 償還払いを受けようとする接種回数分について、キャッチアップ接種を受けていないこと。
  7. 本市以外の市区町村から、同種の補助を受けていないこと。

申請受付期間

令和7年3月31日まで(必着)

助成額

  1. 医療機関に実費を支払った事実、その額及び接種回数を証明できる書類(原本)をお持ちの方は、実費に相当する額を助成します。
  2. 前項の書類をお持ちでない方は、市と委託医療機関との間で締結されている契約に基づく予防接種費用を助成します。この場合、実費との差額が発生することがあります。
  • 接種者が負担した接種料金の実費です。(注意:診察料、交通費、宿泊費、書類発行費用等、接種費用に含まれないものは、助成金対象外です。)
  • 審査により助成金額を決定し、申請日の翌月末ごろに、申請書記載の金融機関口座に振り込みます。

助成回数

最大で3回分の接種費用を助成します。

申請の方法

申請書兼請求書に必要事項を記入の上、必要書類を添付して持参または郵送により提出してください。なお、申請者と被接種者が異なる場合等、申請状況に応じて添付書類の追加を求める場合があります。

郵送時の送付先:〒659-0051芦屋市呉川町14番9号芦屋市こども家庭・保健センター予防接種担当あて

必要書類

  1. 芦屋市ヒトパピローマウイルス感染症に係る任意接種償還払い申請書兼請求書(PDF:88KB)(別ウィンドウが開きます)
  2. 振込希望先金融機関の通帳またはキャッシュカードの写し
  3. 領収書や明細書等の接種費用と接種内容がわかるものの原本(お持ちの方のみ)
  4. 接種日と予防接種の種類が確認できる下記いずれかの書類

備考

芦屋市外の医療機関で定期予防接種を受ける場合は事前に手続きが必要ですので、ご注意ください。

市外で定期予防接種を受ける場合の手続きについて(別ウィンドウが開きます)

リンク先

お問い合わせ

こども福祉部こども家庭室こども家庭・保健センター(予防接種担当)

電話番号:0797-31-0655

ファクス番号:0797-31-1018

お問い合わせフォーム(外部サイトへリンク)(別ウィンドウが開きます)

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