ここから本文です。
更新日:2023年9月27日
インフルエンザウイルスに感染することによって起こります。
インフルエンザウイルスの感染を受けてから1~3日間ほどの潜伏期間の後に、38度以上の発熱、頭痛、全身倦怠感、関節痛、筋肉痛などが突然現れ、咳、鼻水等もみられます。典型的な症状は約1週間の経過で軽快しますが、普通のかぜに比べて全身症状が強いのが特徴です。特に高齢者や、年齢を問わず免疫機能が低下している方は、肺炎を合併する等、重症になることがあります。
インフルエンザ予防に効果的な対策は以下のとおりです。
現在国内で用いられている不活化インフルエンザワクチンは、感染を完全に阻止する効果はありませんが、インフルエンザの発病を予防することや、発病後の重症化や死亡を予防することに関しては、一定の効果があるとされています。
高齢者では、34~55%の発病を阻止し、82%の死亡を阻止する効果があったと報告されています。
6歳未満の小児を対象とした2015/16シーズンの研究では、発病防止に対するインフルエンザワクチンの有効率は60%と報告されています。
1.比較的多くみられる副反応
接種部位の赤み、腫脹、疼痛、発熱、頭痛、悪寒、倦怠感
※これらの副反応は、通常2~3日中に消失します。
2.まれに起こる副反応
ショック、アナフィラキシー様症状(発疹、じんましん、発赤、掻痒感、呼吸困難等)
3.重度の副反応
ギラン・バレー症候群、けいれん、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)、脳症、脊髄炎、視神経炎、肝機能障害、黄疸、喘息発作
芦屋市に住民登録のあるかたで、接種当日65歳以上等一定の要件に該当するかたは、市の補助を受けてワクチンを接種していただくことができます。(一部、自己負担金あり。)詳しくは以下のページをご確認ください。
なお、高齢者インフルエンザ予防接種の要件に該当しないかたは任意接種として、全額自己負担での接種となります。
接種を希望されるかたは、ワクチンの効果や副反応などについて十分に理解したうえで医師と相談し、接種を受けてください。
インフルエンザQ&A(厚生労働省)(外部サイトへリンク)(別ウィンドウが開きます)