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更新日:2020年4月2日
仲ノ池緑地について次の3つの課題がありました。
・護岸からの漏水
・外来種の増加(ブルーギルの繁殖、アリゲーターガーの目撃例)
・池の水質悪化(水の循環が進まない、ヘドロの堆積)
これら課題に対し、下記の工事及び業務を実施しました。
それぞれの工事の目的と効果について紹介します。
<目的>
仲ノ池に入る水を、常時確保するため。
災害時に使用できる水を確保するため。
<効果>
地下水の水温は一定です。夏季は池の水との水温差から、井戸水が池の底に流入します。
これにより池の底の水が押し上げられ、池の水の循環を図ります。
<目的>
仲ノ池からの漏水を止めるため。
漏水している石積擁壁を補修するため。
<効果>
既設護岸の前面に、新たに護岸を新設しました。工事の際には、既設護岸と接続するため、
池の水位を下げる必要がありました。この水位を下げる際に、生態系を調査し、外来種の
駆除やヘドロの除去を平行して進めました。
<目的>
仲ノ池に生息する動植物を調査し、外来種については駆除しました。在来種については
個体数を確認後、適正な個体数を池に戻しました。また、調査結果を冊子にまとめ、仲ノ
池の環境保全に役立てています。(詳細はこちら)
<目的>
仲ノ池に生息する動植物の調査結果をもとに、仲ノ池の生態系や自然環境を維持するには
どうすればいいのかを学習するとともに、仲ノ池に生息する生物に触れる機会を設けました。
(詳細はこちら)
<目的>
平成25年に実施した環境調査で外来種を駆除しました。それから2年経過した時点で仲ノ池の
生態系がどのように変わったのかを確認し、改めて環境維持に向けた啓発を行います。
<生態系調査・学習会>
2年前の仲ノ池の生態系調査の結果をもとに、仲ノ池の生態系や自然環境を維持するにはどう
すればいいのかを学習するとともに、仲ノ池に生息する生物に触れる機会を設けました。
(詳細はこちら(別ウィンドウが開きます))