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更新日:2024年1月18日
熱中症は蒸し暑い夏場に発症するイメージがありますが、夏以外にも危険が潜んでいます。
それは、、、梅雨の時期です。梅雨の合間の晴れた日や、梅雨が明けて急に暑くなった日には、まだ体が暑さに慣れておらず、「汗をかいて体温を調整する」といった機能がうまくいかない事が多いと言われております。
真夏の暑い日に熱中症に注意するのはもちろんですが、それ以外の日にも注意し、症状が現れる前に対処しましょう。
熱中症対策のひとつとして、下記の「暑熱順化」を行いましょう。
「署熱順化」で暑い夏を乗り切ろう!! のページ
熱中症とは、体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調整機能が働かくなったりして、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こす病気のことです。
重症度によって、次の3つの段階に分けられます。
Ⅰ度:現場の応急処置で対応できる症状
・ 立ちくらみ
・ 筋肉痛,筋肉の硬直
・ 大量の発汗
Ⅱ度:病院への搬送を必要とする中等症
・ 頭痛、気分の不快、吐き気、嘔吐、倦怠感
Ⅲ度:入院して集中治療の必要性がある重症
・ 意識障害、けいれん、手足の運動障害
・ 高体温
熱中症警戒アラートを参考に!
危険な暑さが予想される場合に熱中症への警戒を呼びかけるアラートとなっています。
都道府県単位で発表されていますので下記のサイトでご確認ください。
環境省熱中症予防情報サイト「熱中症警戒アラート」(外部サイトへリンク)
① 熱い環境下でのスポーツ、肉体労働をしている人!
年齢、発生状況別にみると、若年男性はスポーツ、
中壮年男性は労働による発生頻度が高くなっています。
② 高齢者
年をとると体内の水分割合が少なくなります。
さらに暑さやのどの渇きを感じにくいため熱中症になりやすい。
③ 乳幼児
高齢者と同様に体温調整をうまく行うことができないため、
熱中症をおこしやすくなっています。
親御さんは、特に注意して対策を行いましょう。
外出時はなるべく日陰を歩き、帽子や日傘を使いましょう。
家の中ではすだれ等で直射日光を避け、扇風機やエアコンで室温、湿度を調整しましょう。
暑い日には知らずしらずのうちに汗をかき、体内の水分が失われるものです。
のどが渇く前からこまめに水分を補給しましょう。
理想の服装は、外からの熱の吸収を抑え、体内の熱をスムーズに逃がす服装です。
素材は、吸収性や通気性の高い綿や麻などがいいでしょう。
ウォーキングやランニングなどの運動で汗をかく習慣を身につけ、
日ごろから暑さにからだを慣らしていきましょう。
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