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更新日:2022年5月16日
通常通り開館しています。
芦屋市宮川町にある文化施設です。
富田砕花旧居では、新型コロナウイルス感染症の拡大予防対策を実施しています。利用者各位におかれましては、次の各項目について、ご協力をお願いします。
利用者の方へのお願い
(1)次の方は来館を控えてください。
(2)来館時に行っていただきたいこと。
(3)施設の利用制限
(4)参加者名簿の作成(講座などの主催者のみ)
講座などの主催者は、参加者名簿を作成し、連絡先を把握してください。(富田砕花旧居に提出する必要はありません。)感染者が出た場合、兵庫県芦屋健康福祉事務所が参加者の追跡をするため、1か月間保存してください。参加者名簿は主催代表者で管理してください。(様式は決まっていません。)
富田砕花は、兵庫県芸術祭10周年記念に交響詩『兵庫賛歌』の作詞を委嘱され、兵庫を構成する摂津・播磨・丹波・但馬・淡路の風土や歴史を調べ直し、五国の発展する姿を壮大な詩編に描きあげました。
当時、すでに80歳を過ぎていましたが、詩句の一語一語について現地に赴き確かめています。
その序章は、兵庫県立播磨中央公園いしぶみの丘にモニュメントとして飾られています。
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展示期間:令和4年9月28日(水曜日)まで
富田砕花旧居のパンフレットを刊行しました。「兵庫県文化の父」と称される詩人・富田砕花旧居の詩と歌や、旧居の魅力が詰まった内容です。下記の場所にて無料で配布しますので、ご覧いただくとともに、是非、富田砕花旧居へ足をお運びください。
配布場所:生涯学習課、富田砕花旧居
富田砕花は植物への愛情が深く、自宅の庭の草木や花を題材とした歌も多く残しています。また、四季折々さまざまな草花が育つ富田砕花旧居の庭は、施設の大きな魅力でもあります。4月下旬から5月上旬の緑が映える庭を、是非ともご堪能ください。
【プロフィール】
生年月日:明治23年11月15日
出身地:岩手県盛岡市
本名:戒治郎(かいじろう)
没年月日:昭和59年10月17日
【略歴】
明治41年に、与謝野鉄幹・晶子主催の新詩社『明星』にて筆名「砕花」で短歌を発表、大正4年には最初の詩集『末日頌』を出版する。その後は、民衆の生活や心を日常的な口語で表現する民衆詩派の詩人として著名になり、ウォルト・ホイットマンなどの詩の翻訳を通じて大正デモクラシー期の日本に欧米の民主主義の思想を紹介しました。戦後も、全国各地を旅し、多くの詩を残しています。中でも兵庫県下では、長編詩『兵庫讃歌』をはじめ、50余編にのぼる校歌や市町歌の作詞など、旺盛な詩作活動を行なったことから「兵庫県文化の父」とも称されています。
富田砕花旧居は、富田砕花が昭和14年5月から、昭和59年10月17日に93歳で亡くなるまで暮らした場所です。また、昭和9年から11年には、谷崎潤一郎が三番目の妻、松子夫人とともに隠れ住んだ場所でもあります。
芦屋市では、富田砕花のご遺族から旧居とともに、砕花の蔵書・研究資料などを譲り受け、昭和62年より「富田砕花旧居」として一般公開するとともに、貴重な遺品や原稿などを展示しています。ここを訪れる方々が、建物のたたずまいや展示資料から、富田砕花の心を感じ取っていただければ幸いです。
所在地:芦屋市宮川町4番12号
開館日:水曜日及び日曜日(ただし、8月13日~19日、12月29日~1月3日を除く)
ただし、台風等、天候の影響により急遽休館する場合もあります。
開館時間:午前10時~午後4時(入館は3時まで)
入館料:無料
アクセス:阪神芦屋駅より東へ徒歩15分、阪神打出駅より西へ徒歩10分、JR芦屋駅より南へ徒歩15分
平成30年3月1日より、公衆無線LAN「Ashiya Free Wi-Fi」をご利用いただけます。
ご利用の際は、必ず利用規約をご確認ください。
Ashiya Free Wi-Fi利用規約(別ウィンドウが開きます)
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