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更新日:2024年12月1日
芦屋市では、施設サービス利用者等の不安や疑問を解消するために、平成30年度から障がい者福祉施設等相談員派遣事業を導入し、市内にある障がい者福祉施設等に相談員を派遣しています。
事業の運営は、芦屋市権利擁護支援センターに委託しています。権利擁護支援センターでは、障がい者福祉施設等相談員の養成と派遣調整、施設への同行訪問、相談票や報告書の取りまとめなどを行っています。
障がい福祉サービスに関する利用者からの苦情は、市町村または兵庫県福祉サービス運営適正化委員会が受け付け、必要に応じて調査・指導にあたりますが、これらの相談や苦情は、何らかの問題が生じた場合の事後的な対応が中心となっています。
そこで、利用者の日常的な不平、不満、疑問を受け、問題の発見や提起、解決策の提案等を通して、苦情に至る事態を未然に防止し、利用者の権利擁護、介護サービスの充実を図ることを目的に設けられたのが、「障がい者福祉施設等相談員派遣事業」です。
障がい者福祉施設等相談員は、障がい福祉サービスの提供の場を訪ね、利用者から障がい福祉サービスに関する相談や要望を聞き、障がい福祉サービス提供事業者や行政へ橋渡しをして、問題の改善・解決に向けた手助けをします。
障がい者福祉施設等相談員は、障がい福祉サービスを理解し、利用者の立場に立って支援を必要とする障がいのある人の相談に応じることのできる熱意とふさわしい人格を持った方で、権利擁護支援者養成研修(相談員養成のカリキュラムを含む研修)を修了した方が登録し、活動しています。
芦屋市では、平成23年度から介護サービス相談員派遣事業(令和2年4月に「介護相談員派遣事業」より名称変更)を、平成30年度に障がい者福祉施設等相談員派遣事業を開始しました。平成30年度から研修を修了した障がい者福祉施設等相談員が、市内の障がい者福祉施設等を定期的に訪問し、利用者の話を聞き、相談を受ける活動を行っています。
施設名 | サービス種別 |
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芦屋市立みどり地域生活支援センター | 生活介護・短期入所(ショートステイ) |
芦屋みどり作業所 | 自立訓練(生活訓練)・就労継続支援B型・日中一時支援 |
芦屋翠ホーム |
障がい者支援施設(生活介護・施設入所支援)・短期入所(ショートステイ) |
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