更新日：2024年6月4日

介護サービス相談員派遣事業

事業の概要

芦屋市では、施設サービス利用者等の不安や疑問を解消するために、平成23年度から介護サービス相談員派遣事業（令和2年4月に「介護相談員派遣事業」より名称変更）を導入し、市内にある介護老人福祉施設（特別養護老人ホーム）、介護老人保健施設、グループホーム等に介護サービス相談員を派遣しています。

介護サービス相談員派遣事業の目的

介護保険のサービスに関する利用者からの苦情は、市町村または国民健康保険団体連合会が受け付け、必要に応じて調査・指導にあたりますが、これらの相談や苦情は、何らかの問題が生じた場合の事後的な対応が中心となっています。

そこで、利用者の日常的な不平、不満、疑問を受け、問題の発見や提起、解決策の提案等を通して、苦情に至る事態を未然に防止し、利用者の権利擁護、介護サービスの充実を図ることを目的に設けられたのが、「介護サービス相談員派遣事業」です。

介護サービス相談員とは

介護サービス相談員は、介護サービスの提供の場を訪ね、利用者から介護サービスに関する相談や要望を聞き、介護サービス提供事業者や行政へ橋渡しをして、問題の改善・解決に向けた手助けをします。

介護サービス相談員は、介護保険制度を理解し、利用者の立場に立って介護を必要とする高齢者の相談に応じることのできる熱意とふさわしい人格を持った方で、権利擁護支援者養成研修（相談員養成のカリキュラムを含む研修）を修了した方が登録し、活動しています。

派遣事業の委託

事業の運営は、芦屋市権利擁護支援センターに委託しています。権利擁護支援センターでは、介護サービス相談員の養成と派遣調整、施設への同行訪問、相談票や報告書の取りまとめなどを行っています。

芦屋市での活動状況

芦屋市では、平成23年度から介護サービス相談員派遣事業を開始しました。

現在は研修を修了した介護サービス相談員が、市内の介護老人福祉施設やグループホームなどの施設を定期的に訪問し、利用者の話を聞き、相談を受ける活動を行っています。

介護サービス相談員活動受入事業所

施設名	サービス種別
愛しや	介護老人福祉施設
芦屋アラベラの家	地域密着型介護老人福祉施設
あしや喜楽苑	介護老人福祉施設
芦屋ケアセンターそよ風	認知症対応型共同生活介護
あしや聖徳園	介護老人福祉施設
こころあい芦屋	認知症対応型共同生活介護
マイホーム芦屋	認知症対応型共同生活介護
Les芦屋	特定施設入居者生活介護
陽光苑	認知症対応型共同生活介護 地域密着型介護老人福祉施設

リンク

介護サービス相談・地域づくり連絡会（外部サイトへリンク）（別ウィンドウが開きます）

全国の介護サービス相談員派遣等事業を実施している市区町村等とそこに所属している介護相談員で構成されている組織です。介護サービス相談員についての説明や、介護サービス相談員派遣事業を実施している市町村などが掲載されています。