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更新日:2026年8月26日

令和8年7月29日(水曜日)に、市内の小中学生17人と大人16人が参加し、令和8年度Ashiya Next Generation Dialogue(芦屋次世代対話)を開催しました。ファシリテーターとして、大学生2人も参加して頂きました。
今回は、「誰もが“安心”して過ごせる学校ってどんな学校」をテーマに、こどもたち同士、こどもと大人が対話を深めました。
今回のテーマは、こどもたちにとっても、大人にとっても簡単ではない内容でした。
対話を通じて、グループで「誰もが“安心”できる学校とは○○○」という納得解にたどりつくことを目指して対話を深めていきましたが、結論を一つにまとめるには時間が足りませんでした。しかし、その分、それぞれの多様な考えを深く共有し合う豊かな時間となりました。
【こどもたちが考える「心理的・人間関係の安心」】
こどもたちの考えた「誰もが“安心”して過ごせる学校とは○○」では、単に危険がない学校という意味だけでなく、自分の意見を言えること、友達と仲良く過ごせること、一人ひとりの個性が大切にされること、自分のペースで過ごせることなど、心理的な安心や人間関係の安心を重視していることがわかりました。
特に多く見られたのは、「意見を聞いてもらえる」「助け合える」「みんなが仲良くできる」「差別がない」「一人ひとりが輝ける」といった意見です。
こどもたちは、安心できる学校を、先生や大人が一方的につくるものではなく、友達同士が思いやり、相手の立場を考え、互いに支え合うことで成り立つものとして捉えていました。
【一人になれる時間も大切】
一方で、全員が同じように過ごすことだけを安心と考えているわけではなく、「一人の時間がある」「一人になれる場所がある」「自分のペースで勉強ができる」という意見も出されました。これは、にぎやかで仲のよい学校だけでなく、静かに過ごしたい子、集団から少し離れたい子、自分に合った方法で学びたい子にとっての安心も大切であることを示しています。
【環境面も安心につながる】
また、「黒板ではなくホワイトボードにしてほしい。音がいやだから」という意見のように、学校環境の中の音や感覚に関する具体的な声もありました。大人が見落としやすい環境面の困りごとが、こどもにとっては安心に大きく関わっていることがうかがえます。
【動物に求める癒しと安心】
さらに、「スクールドッグ、キャット、ピッグを飼う」「どうぶつともいっしょに遊ぶ」「めずらしいペットがいる」といった意見もあり、こどもたちが動物との関わりを通して、学校に行きづらい子や不安を抱える子も安心できる環境をイメージしていることが特徴的でした。
【まとめ:違いを認め合い、支え合える学校へ】
全体として、こどもたちが考える安心できる学校とは、みんなが同じであることを求める学校ではなく、一人ひとりの違いやペースを認め合いながら、困ったときに助けを求めることができて、意見を聞いてもらえて、楽しく落ち着いて過ごせる学校であると考えていることがわかりました。
【参加者の感想】
○自分が喋っていいんだなと実感できる場所に参加することができてよかったです。
○参加した本人は「他の人と対話することで新しい考えを生み出すことができてよかった。」とのことでした。対話によって考えを深められることを感じられるとてもよい機会になったと思います。もっとたくさんの子どもたちに体験させてあげたいイベントだと感じました。今回、本人は開始直前まで「何をするんだろう?」「どんな感じなんだろう?」とイメージがつかめず不安そうだったので、それで参加しなかった子どもたちもいたのではないかと思います。(子どもたちにイメージを伝えるのはなかなか難しそうですが。) 本人はまた機会があれば、もっとたくさんの人と対話してみたいそうです。
○いろんな人と一緒に話すことができてよかった。いろんな人に安心できる学校がどんな学校かを自分で伝えることができて、話を聞けてよかった。色々な立場の方が、子どもたちの話を目線を合わせて聞いてくださっていて嬉しかったです。安心できる学校は一人一人が力を合わせて作り上げていくものであることだと子供も感じたようです。
○参加した子どもはとても楽しかったそうです。同じ様な意見の人がいたりと、感じていた事が自分だけではなかったことがとても嬉しかったそうです。(保護者の私は)参加はせず、参観のみでしたが、子どもたちが、「安心」と「不安」を言葉にして、少しずつ自分たちで深く考えている姿が印象的でした。
また多くの子たちが「仲良く」過ごせる学校を望んでいましたが、「仲良く」が「誰と」なのかというのが気になりました。また「みんな」仲良くがカタチだけではなく、相手の話を聴くことや受け入れることとしている子もいて、とても具体的に考えられていて良かったです。
安心なことについては、友だちと過ごすことや休み時間などがありました。不安に宿題や授業が分からない時、静かな時等がありました。
親としては、先生の存在が安心材料の1つであるといいなぁと感じました。
先生に相談出来る、分からない事が聞ける、困った時ややってみたいけどちょっと不安、だけど学校には先生がいるから大丈夫だと思えるといいなと考えています。安心に「先生」というワードがあまりなく、安心や不安に友人関係や学校の雰囲気や宿題というのが少し残念でした。今回の対話で子どもたちで色々考えることが出来るんだなと知りました。その周りでを親や保護者、地域の人で囲んで、子どもが自分たちで考えて、そこから学び、成長する、それをフォローする形が1番、親も子も安心する形ではないかと感じました。
○初めての参加でした。正直、とってもいい企画と感じました。参加して、良かったです。子供人数、今日の倍ぐらいでもいいかと思います。いい経験になりました。子供達が、皆んなの前で、上手く話せるようにするのが、課題かとも思います。例えば、順番に当てるとかも、有りかと思いました。
○最後安心した雰囲気も広がり いろいろな年代の人が話せて素晴らしいと感じました。
子ども達同士をつなぐ仕組みがもう少しあっても良かったかなと思えました。





