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更新日:2025年6月10日
気温が30度以上の真夏日や、急に暑くなった場合、湿度が高い場合に、体の中の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなりおこる病気です。熱が体の中にこもってしまうことで、めまい、大量の汗、吐き気、頭痛などの様々な症状がおこります。特に高齢者やこどもは熱中症になりやすいため注意が必要です。
「暑さ指数」とは
気温だけでなく湿度などの要素を取り入れた熱中症予防のための指標です。全国840地点の暑さ指数が提供されています。
「熱中症警戒アラート」、「熱中症特別警戒アラート」とは
暑さ指数を用いて、危険な暑さが予想される場合に熱中症への警戒を呼びかけるアラートです。都道府県単位で発表されます。
近年、気候変動の影響により、過去に例のない極端な暑さとなる可能性があり、熱中症による危険性が高まるおそれがあります。
そのため、以前からの「熱中症警戒アラート」に加え、一段階上の「熱中症特別警戒アラート」が創設されました。
これらの情報を参考にして、危険な暑さからご自身の身を守るためだけではなく、ご自身と周りの人の熱中症予防を心がけるようにしてください。
厚生労働省が、熱中症予防についてまとめています。
1日3食を食べること、日常的に運動すること、睡眠を十分にとることなど、生活習慣を整えることが大切です。特に、食事は水分や塩分の補給や体力維持など、熱中症予防に重要な役割を果たします。
軽い脱水状態のときにはのどの渇きを感じません。
起床時、入浴前後、暑い場所に行く前後、運動前後など、こまめに水分補給をして脱水を防ぎましょう。
食事以外で1日に飲料として必要な水分は、1.2リットル(500mlペットボトル2本半)と言われています。
ただし、アルコールやカフェインの含まれたコーヒー・紅茶は、尿の量を増やし体の中の水分を排泄する作用があるため、水分補給には向きません。
体が暑さに慣れるためには適度な運動を毎日行なうことが必要です。
運動を継続すると、数日後から体が暑さに慣れはじめ、2週間程度で暑さに対応して体温調節できるようになると言われています。
なお運動中は水分を十分にとり、無理をしないようにしましょう。環境温度に応じてどのように運動すればよいのかについては「熱中症予防のための運動指針」(外部サイトへリンク)をご確認ください。
半数の方が室内で熱中症をおこしています
エアコンは外気との温度差が5度以内で、室温が28度程度となることを目安に使用しましょう。また、扇風機をエアコンの方に向け、室内全体を冷やすこともよいでしょう。
朝夕など外が涼しい時間帯は、窓と、窓の反対側の扉を開けて室内に風の通り道を作りましょう。
すだれや植物のグリーンカーテンを活用しましょう。
熱中症予防のため、避暑施設(一時休憩スペース)としてご利用いただける公共施設は次のとおりです。お気軽にご利用ください。
熱中症予防のための避暑施設(一時休憩スペース)一覧(PDF:66KB)(別ウィンドウが開きます)
熱中症の応急手当や、救急車を呼ぶ判断については、消防本部救急課のサイト「熱中症にご注意ください!」を参照し、素早い対応をしましょう。