更新日:2022年7月8日
熱中症にご注意ください!
熱中症とは?
熱中症とは、室温や気温が高い中での作業や運動により、体内の水分や塩分(ナトリウム)などのバランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなり、体温上昇、めまい、体がだるい、嘔気、こむら返り、進行するとけいれんや意識の異常など、様々な症状をおこす病気です。
家の中でじっとしていても室温や湿度が高いため、熱中症になる場合がありますので注意が必要です。
昨年熱中症を発症した人のうち約4割の方が自宅で発症しています!気温が高くなっている今こまめな水分補給、室内の換気、温度調節をして熱中症対策をしましょう!
こんな時はためらわずに救急車を呼びましょう!
- 意識がない

- けいれんを起こしている
- 自分で水分が取れない
- 体が動かない
- おかしな言動や行動
重症の熱中症は、緊急を要する危険な状態で、最悪の場合、命を落としてしまうこともあります。
このような症状が見られた時は、ためらわずに119番通報をして救急車を要請して下さい。
熱中症の応急手当
- 涼しい場所へ移動し、衣服を緩め、安静に寝かせる

- エアコンをつける、扇風機・うちわなどで風をあて、体を冷やす
- 首の横・脇の下・太もものつけねなどを冷やす
- 飲めるようであれば水分を少しずつ頻回に取らせる
- 意識がない、けいれんがある時はためらわずに119番しましょう
子どもと高齢者の方へは特にご注意ください!
子どもの特徴
- 体温調節機能が未熟なため、熱中症にかかりやすい
- 汗腺などが未熟
- 地面の照り返しにより、高い温度にさらされる
高齢者の特徴
- 体温を下げるための体の反応が弱くなっており、自覚がないのに熱中症になる危険がある
- 汗をかきにくい
- 暑さを感じにくい
お子様や高齢者のかたへは、周りにいるかたが十分に注意しましょう。日ごろから栄養バランスのとれた食事や運動、遊びを通して暑さに負けない体づくりを実践しましょう!
熱中症予防のポイント
- 部屋の温度をこまめにチェック!
- エアコンや扇風機を上手に使いましょう!
- のどが渇いたと感じたら必ず水分補給!

- のどが渇かなくてもこまめに水分補給!
- 外出の際は体をしめつけない涼しい服装で、日よけ対策も!
- 無理をせず、適度に休憩を!
- 日ごろから栄養バランスの良い食事と体力づくりを!