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更新日:2022年11月22日
救命サポートエコバッグってなに??
買い物で使用するエコバッグ。それ以外にも使用することができるのが救命サポートエコバッグです。
心肺停止の状態で倒れている人に対して心肺蘇生を行ないます。救命サポートエコバッグは胸骨圧迫の位置を示し、AEDを使用する際のプライバシーの保護を目的に使用できます。
この救命サポートエコバッグを広く世間に広めるため、芦屋市では令和4年11月20日(日曜日)に実施された「令和4年度芦屋市総合防災訓練」の救命講習ブースで心肺蘇生法を体験された方への配布を行ないました。
令和元年5月に京都大学などの研究チームが全国の学校構内で心肺停止に至った小中高生にAEDのパッドが装着されたかどうか調査したところ、小学生と中学生では男女に有意な差はありませんでした。ところが、高校生になると大きな男女差が出ているという研究結果が出ました。女性の服を脱がせることへの抵抗感からAEDの使用率に男女差が生じているのではないかと分析されました。
そこで近年必要不可欠になりふだんから身に付けているであろうエコバッグを改良し、救命サポートエコバッグを作製するに至りました。
<置き方> <胸骨圧迫使用時>
○ 倒れている方の胸に置くことで、胸骨圧迫の位置が示されます。(ハートのマークを圧迫)
○「119番通報」→「バッグを置く」→「30回押す」の記載通りに実施してください。
○ バッグを置くことで胸部及び腹部が隠れ、プライバシーの保護ができます。
\\皆さまがお持ちのエコバッグでも胸部に置くことでプライバシー保護できます!//